竹粉が燃料のエンジン開発 徳島の短大、放置林活用へ
放置された竹林をどうにかできないか―。
そんな思いから徳島県の徳島工業短大(板野町)と阿南工業高専(阿南市)の
チームは、竹を細かく砕いた粉を燃料とする「竹粉エンジン」を開発した。
今後、発電やバスに活用するなど実用化につなげたいという。
チームリーダーは徳島工業短大の宮城勢治学長(72)。竹を加工する
ベンチャー企業に携わり、放置竹林の有効利用を模索する中で、
自身が30年以上研究しているエンジンに活用できないかと考えた。
徳島工業短大の講師と阿南工業高専の教授と共に6年ほどで開発にこぎ着けた。
竹の粉末をエンジンに供給して燃焼させ、動かす仕組み。
一般社団法人共同通信社(2019/5/13 05:57)
https://www.47news.jp/national/science-environment/3557723.html
竹を細かく砕いた粉を燃料とする「竹粉エンジン」。
左は徳島工業短大の宮城勢治学長=徳島県板野町