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地権者、交渉打ち切り通告=馬毛島問題、防衛省は継続意向
2019年05月10日16時22分
在日米軍再編に伴う米軍空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転先候補地となっている鹿児島県・馬毛島(西之表市)の買収交渉に関し、岩屋毅防衛相は10日の記者会見で、同島の大半を所有する開発会社「タストン・エアポート」(東京都世田谷区)から交渉打ち切りの通告を受けたことを明らかにした。
岩屋氏は「地権者との協議を継続し、合意を得ていくことが必要だ」との意向を示した。防衛省は同社と買収額を160億円とすることでいったんは大筋合意しており、岩屋氏は「この中身が今後の交渉でも前提になっていく」と語った。