令和の政治に物申す 松尾貴史さんに聞く 権力者風刺は芸人の務め
俳優、コラムニストとして活躍する傍ら、落語を披露するといった多彩な芸を
見せる松尾貴史さんは、安倍晋三首相をはじめ権力者や権威への批判をやめない。
政治的言動がタブーとされる芸能界では異例だ。そんな松尾さんに聞いた。
令和元年、どんな世の中になってほしいですか?
毎日新聞紙上でコラム「松尾貴史のちょっと違和感」の連載が始まったのが
2012年4月。今年、「違和感のススメ」のタイトルで単行本化された。
政権批判の切れ味に定評がある。
「不快だったり、おかしいなと思ったりすると、波風立てないように
そのまま通り過ぎることが、体質的、気…
毎日新聞・会員限定有料記事【沢田石洋史】 2019年5月1日 東京夕刊
https://mainichi.jp/articles/20190501/dde/012/040/005000c
「違和感のススメ」の出版を記念して開かれた松尾貴史さん(左)と
表紙の装画を担当した漫画家、しりあがり寿さんのトークイベント。
松尾さんは政治家の物まねを披露して会場の爆笑を誘った
=東京・下北沢で2019年4月12日、沢田石洋史撮影