北海道や東北北部 平地でも積雪へ 連休初日は注意
2019年04月26日08:15
望月 圭子 日本気象協会 本社
平成最後の寒気が入り、北海道や東北北部は、26日夕方から雪が降るでしょう。27日にかけては、平地でも雪の積もる所がありそうです。車は雪道対策が必要ですし、山のレジャーは冬装備をご用意下さい。
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→ゴールデンウィークより一足早く 雪が降り出す
→車は雪対策を 山のレジャーも冬装備を
ゴールデンウィークより一足早く 雪が降り出す
26日から27日にかけて、北海道の上空およそ1500メートルには、3月下旬並みの氷点下6度以下の寒気が流れ込んでくるでしょう。これは平地でも雪が降るほどの寒気で、平成最後の寒気になりそうです。
このため、北海道や東北北部では、26日の夕方から雪が降り始めるでしょう。雨で降り出す所も、夜遅くなればなるほど、気温がグングン下がってくるので、夜遅い時間帯は雪に変わりそうです。27日6時までに予想される雪の降る量は、北海道の多い所で10〜15センチとなっています。北海道ではオホーツク海側を中心に、平地でも雪の積もる所があるでしょう。
今回は、北海道だけでなく、東北北部の平地でも、道路に雪が積もる可能性があります。地元の方だけでなく、ゴールデンウィークのお休みにこの方面へ車でお出かけの方は、ノーマルタイヤでの走行は非常に危険な状況となりそうです。すでに、ノーマルタイヤに履き替えてしまったという方は、タイヤチェーンを用意するなど、雪道への備えを行なって下さい。雪が降るのは27日までですが、28日以降も積雪が残る恐れもあります。冬装備のない方は、お出かけ先の積雪を確認して、無理のないような対策を行なって下さい。
また、季節外れの雪によって、道路だけでなく、他の交通機関への影響も心配されます。27日は、時間に余裕をもってお出かけ下さい。
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