群馬県は20日、誤って有毒植物のイヌサフランを食べた渋川市の70代の夫婦が、食中毒で救急搬送されたと発表した。妻は軽症だが夫は意識不明の重体。
県によると、夫婦は17日に知人宅に自生していたイヌサフランをギョウジャニンニクと思って自宅で炒め物にして食べたところ、同日の夕方ごろにおう吐、下痢、呼吸困難などを訴え、渋川市内の病院に救急搬送された。
イヌサフランにはコルヒチンという毒性の強い物質が含まれており、県内で有毒植物の誤食による食中毒は11年ぶり。県は食用と確実に判断できない植物については「採らない、食べない、売らない、人にあげない」よう呼びかけている。
産経新聞 4/20(土) 17:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190420-00000530-san-soci