17日の北海道は高気圧の影響で各地で気温が上がり、北海道東部の鶴居村では4月としては観測史上最も高い27度1分を記録しました。これは沖縄県の波照間島の最高気温よりも高くなりました。
札幌管区気象台によりますと、17日の北海道は、太平洋上にある高気圧の影響で南から暖かい空気が流れ込み、各地で気温が上がりました。
鶴居村では午後2時33分に27度1分を記録し、4月としては観測史上最も高くなり、波照間島の26度9分を抜いて、17日、全国で最も高くなりました。
このほか、各地の最高気温は釧路市阿寒徹別で26度5分、津別町で26度1分などと北海道内18か所で25度を超え、気象台によりますと、平成15年4月17日に並ぶ、観測史上最も早い夏日を記録したということです。
18日も、北海道の上空には暖かい空気が残り気温の高い状態が続く見込みで、札幌管区気象台は、急速な雪どけによる土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水や雪崩に注意するよう呼びかけています。
26度5分の阿寒町「歩いているだけで参る」
17日午後2時すぎに26度5分を観測した北海道釧路市阿寒町にある道の駅では、強い日ざしが照りつける中、アイスクリームを買い求める人の姿が多く見られました。
北海道鶴居村に住む30代の女性は「釧路でこの時期ここまで暑くなるのは異常だと感じるほど驚いています。お昼を食べに外に出てきましたが歩いているだけで参ってしまいました」と話していました。
■夏日の置戸町の様子は
北海道置戸町では、平成15年と並んで道内で観測史上最も早い夏日となりました。
町の中心部では、夏のような日ざしが照りつける中、昼休みを終えた人たちが半袖姿で歩いたり、帰宅途中の小学生が上着をランドセルに入れて半袖半ズボン姿で走ったりしていました。
地元の農協で働く20代の女性は「きょうから半袖を着てきました。暑いので気持ちがいいです」と話していました。
地元の小学校に通う4年生の男の子は「とても暑いです。家に帰ったらアイスクリームを食べたい」と話していました。
■帯広でも
北海道帯広市のJR帯広駅前では上着を腕に抱えたり、半袖の服を着たりして歩く人の姿も多く見られました。
帯広市に住む70代の女性は「いきなり暑くなったので少し驚きましたが、暖かくて心地よいくらいです。アイスでも食べたいなと思いながら歩いていました」と話していました。
また30代の女性は「上着は一応持っていますが着ないでいいですね。暖かいのでこれから子どもと公園に行ってきます」と話していました。
2019年4月17日 17時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190417/k10011887171000.html
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