新元号の商標出願は23件 3日間で、月桂冠「令和蔵」
2019/4/16 16:52
https://this.kiji.is/490788153599820897?c=39546741839462401 新元号「令和」の文字が入った商標の申請件数が、1日の元号公表から3日間で23件に上ったことが16日、特許庁の開示資料で分かった。これらはインターネットによる申請で、窓口や郵送での提出を含めると増える可能性がある。平成への改元時は、元号が発表された1989年1月だけで100件以上の申請があった。
月桂冠(京都市)は元号が公表された1日、酒類で「令和蔵」「令和仕込み」「令和酵母」の3件を申請した。
特許庁は申請を受け、一般の人に広く認識されていること、他の個人や企業が既に登録していないことといった条件を厳しく審査する。
蔵 は酒類として受理の可能性あると思うが
仕込み と 酵母 ははねられるだろうな
今年の新酒はどこも令和仕込みでだすんじゃないの?
月桂冠が独占していいのかよ。
早すぎるセコイというかそっち系統のイメージがつきそうでマイナスじゃね?
みんなでへー令和か、そっかーってやってるのひとりだけ金カネみたいなw
石川県金沢市の和菓子屋さんの発売した2種類の和菓子
「令月」(黒こしあん) 「風和ぐ」(白小倉あん)
食べてみたい。
明和とか協和とかありがちな社名は
令和にしやすいね。後半が和の会社。
モデルチェンジにしても
開発速度速すぎてな
既存のモデルの名前付け替えただけやん?
月桂冠みたいなクズ酒作ってる会社はやること卑怯だな
18年後に備えて令和生まれデビュー
で申請しとくか
>>21 令和そのもの、令和に単純な名詞を組み合わせただけのもの
を認めない というだけの話で、令和に独創的な単語を付けた場合は通常通りに認められる可能性がある という話だよ
発表されてみると簡単なカラクリだね、一文字目の子音を変えただけ
竹下総理:経世会(けいせい・Keisei) → へいせい・Heisei
安倍総理:清和会(せいわ・Seiwa) → れいわ・Reiwa
清和会が今後も日本の権力を維持していくという意思を示した「令和」ありきの6候補
えいわ(永和既にあるから除外)
けいわ(敬和、恵和、啓和、慶和など既存の単語・団体が多すぎ)
せいわ(清和にしたいが昭和S被りもあり除外)
ていわ(大正のT被りで除外)
ねいわ(ねぇ〜わ)
へいわ(平和とH被りだから絶対除外)
めいわ(明和既にあるから除外)
れいわ
残ったのが「れいわ」
月桂冠は「昭和蔵」(昭和2年)を持ってるけど、「平成蔵」は持ってない。
メインの「大手蔵」は昭和36年。
>>9 むしろ令和令和騒いでる奴らは歓迎して乗っかるイメージ
国に年号の訴訟おこしてるパヨクは
スーパーとかで令和の商品見たら発狂するのかね
特許庁資料にある、商標として登録できない例。
https://www.jpo.go.jp/system/trademark/shutugan/tetuzuki/mitoroku.html >iii) 単に商品の産地、販売地、品質等又は役務の提供の場所、質等のみを表示する商標(商標法第3条第1項第3号)
(略)
>商品の品質…指定商品「シャツ」に使用する商標として「特別仕立」を出願した場合
お酒の話はよく分かりませんが。「令和仕込み」は上記に該当し、お酒に対して登録できない気がするのですが如何でしょう?
令和って何か雅で上品な感じがする
こぞって使いたがる理由もわかるわ
とりあえず取っておくのと、却下された事実があれば他社も取って独占出来なくなるから
その予防線だな
コストに見合う見返りがあるかわからんけど
紀伊徳川家の伏見藩邸の跡地にあるのが月桂冠昭和蔵ですわ
■■令和(『万葉集』巻5)
梅花謌卅二首并序
天平二年正月十三日、萃于帥老之宅、申宴會也。于時、初春令月、氣淑風和。梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。
加以、曙嶺移雲、松掛羅而傾盖、夕岫結霧、鳥封穀而迷林。庭舞新蝶、空歸故鴈。於是盖天坐地、
促膝飛觴、忘言一室之裏、開衿煙霞之外、淡然自放、快然自足。若非翰苑、何以濾情。
詩紀落梅之篇。古今夫何異矣。宜賦園梅聊成短詠。
■原文 梅の花の歌32首、並びに、序
天平2年1月13日、帥(かみ)の老(おきな)の宅(いへ)に萃(つど)ひて、宴会を申(の)ぶ。時に初春の令月、気淑く風和(な)ぐ。梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後の香を薫らす。
加以(しかのみにあらず)、曙(あけぼの)は嶺に雲を移し、松は羅(うすぎぬ)を掛けて盖(きぬがさ)を傾け、夕岫(せきしゅう)に霧を結び、鳥はうすものに封(こも)りて林に迷ふ。庭には舞ふ新蝶あり、空には帰る故雁あり。
是に天を盖にし地を坐(しきい)にして、膝を促して觴(さかづき)を飛ばし、言を一室の裏(うち)に忘れ、衿を煙霞の外に開き、淡然として自放に、快然として自ら足れり。
若し翰苑(かんえん)にあらずは、何を以てか情(こころ)をのベむ。
請ひて落梅の篇を紀(しる)さむと。古今それ何ぞ異ならむ。園梅を賦し、聊(いささ)か短詠(みじかうた)を成(よ)むベし。
■梅の花の歌32首 序文 現代語訳
天平2年1月13日、帥老(そちろう。大伴旅人のこと)の邸宅に集まって、宴会を開いた。
時は、初春のよき月夜(十三夜)で、空気は澄んで風は穏やかで、梅は女性が鏡の前で白粉の蓋を開けたように花開き、梅の香りは、通り過ぎた女性の匂い袋の残り香のように漂っている。
それだけではなく、曙(朝日)が昇って朝焼けに染まる嶺に雲がかかり、山の松は薄絹に覆われて笠のように傾き、山の窪みには霧が立ち込め、鳥は薄霧に遮られて林中を彷徨う。庭には今年の蝶が舞い、空には去年の雁が北に帰る。
ここに、天を蓋、大地を座として、お互いの膝を近づけて酒を酌み交わし、他人行儀の声を掛け合う言葉を部屋の片隅に忘れ、正しく整えた衿を大きく広げ、淡々と心の趣くままに振る舞って、おのおのが心地よく満ち足りている。
これを和歌に詠むことなくして、何によってこの思いを述べようか。
『詩経』に落梅の詩篇があるが、この思いを表すのに、昔の漢詩と今の和歌と何が違うだろう(何も違わない)。さぁ、庭の梅の風景を、今の思いを、いささか和歌に詠もうじゃないか。
◆◆梅の歴史◆◆
飛鳥時代に、中国から日本に持ち込まれました。
中国では、寒い季節に凛と花を咲かせる姿から、気高さを象徴する植物として、古来から重んじられてきました。
◆◆日本人と梅◆◆
歌に詠まれている梅の原産は中国で、遣唐使が日本に伝えたとされています。
また、その姿や香りのよさから、古来より日本人に愛されてきた花である梅。万葉集や古今和歌集などの歌集に多くの歌が詠まれていることからも、古来より人々に親しまれていたことが分かります。
はかなさの代名詞となっている桜の花に比べて、梅の花の花期は長いのも特徴。
もうひとつ、梅の特徴といえば、その香り。桜にもほのかな香りはありますが、梅ほど強く訴えかけてはきません。澄み切った冬の空気の中に、馥郁とした甘く清々しい香りが漂ってくると、思わずハッとします。
日本の気候風土に合った梅は、代表的な庭木の一つ。非常に寿命が長く、年月をかけて樹形を自分好みに整えていくことができるため、庭植えや鉢植えのほか、盆栽としても楽しまれています。
■大伴旅人の序文では、梅と蘭とともに、鏡前と珮後が対句となっています。
珮(はい)とは、玉(めのうや水晶などの鉱物)や金属で作られた飾りですが、香草の香りをつけたものは香珮と呼ばれます。衣類につけた場合には佩と書きます。
佩蘭と呼ばれるフジバカマは代表的な香草であり、乾かすと桜餅の葉のような香りがします。若葉自体には香はありませんが、乾かしたフジバカマの芳香を念頭に置いて、「珮後の香を薫す」と描写しています。
珮を作るときには、さまざま彫刻が施され、香りつきの玉の彫刻を腰に下げるのはとても風流な習慣でした。