別海町で牧草バイオガス発電
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20190414/7000009477.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
酪農が盛んな道東の別海町で発酵させた牧草から発生するメタンガスを燃やして発電する
「バイオガス発電所」が今月から稼働を始めました。
このバイオガス発電所は地元の建設会社が中心となり設立した運営会社がおよそ10億円かけて建設しました。
発電所では、発酵させた牧草を主な原料としていて、カビが生えて使えなくなった配合飼料や、
乳製品工場や水産加工場から受け入れた廃棄物なども混ぜて発酵させ、
発生したメタンガスを燃料としています。
牧草は関連会社から調達するほか、周辺の酪農家から品質が悪くなったものも無料で引き取る予定です。
今月から稼働を始めた発電所は一般家庭540世帯分を発電できるということで、
北海道電力に売電して年間1億円の収入を見込んでいます。
運営会社によりますと、発酵させた牧草を主な原料とするバイオガス発電は
国内では初めてではないかということで、運営会社の荒俣敦子社長は
「酪農業とバイオガス発電を結びつけ、この地域や全道の同じような地域で発展させていきたい」
と話しています。
04/14 06:34