第2次大戦前、陸軍青年将校らがクーデターを起こした二・二六事件で、
首謀者の一人とされた安藤輝三大尉の遺族が11日、事件当日に着用して
いたとされる外套や軍刀など遺品20点を、千葉県野田市の
「鈴木貫太郎記念館」に寄贈した。
鈴木は1945年の終戦時の首相。記念館によると、鈴木は同事件で
重傷を負うが、自伝では安藤について「惜しいというよりは
むしろかわいい青年将校」と記述。
鈴木の遺族も「襲撃は立場の違いから生じた」と了承し、受け入れた。
遺品は、ほかに黒縁めがね、たばこなど。当時拠点にしていた
料亭のマッチや、支配人の名刺もある。
一般社団法人共同通信社(2019/4/11 18:07)
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野田市の鈴木有市長(左)に目録を手渡す安藤輝三大尉の次男日出雄さん
=11日午後、千葉県野田市役所
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