アメリカ軍との合同軍事演習が行われているフィリピンで、アメリカ側の最新鋭のステルス戦闘機、F35Bも参加して島の奪還などを想定した訓練が行われ、南シナ海で軍事拠点化を進める中国をけん制するねらいがあると見られます。
アメリカ軍とフィリピン軍の定例の合同軍事演習は、今月1日から行われていて、11日はフィリピン北部の基地で、島の奪還などを想定した上陸訓練が行われました。
水陸両用の車両に乗り込んだ両軍およそ200人の海兵隊員たちは、浜辺に上陸すると次々に内陸へと進んでいきました。
今回の訓練では、沖合に停泊したアメリカ軍の強襲揚陸艦の甲板に最新鋭のステルス戦闘機、F35Bが少なくとも9機待機していました。
合同軍事演習にF35Bが参加するのは初めてです。
アメリカ軍はF35Bについて、揚陸艦から離陸し上空から上陸作戦を支援する攻撃ができると説明しています。
この訓練については、両軍とも、南シナ海に人工島を造成し軍事拠点化を進める中国を念頭に置いているわけではないと強調しています。
しかし訓練は、中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海のスカボロー礁の対岸で行われ、最新鋭のF35Bも投入されており、中国をけん制するねらいがあるものと見られます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190411/k10011880841000.html
アメリカ軍とフィリピン軍の定例の合同軍事演習は、今月1日から行われていて、11日はフィリピン北部の基地で、島の奪還などを想定した上陸訓練が行われました。
水陸両用の車両に乗り込んだ両軍およそ200人の海兵隊員たちは、浜辺に上陸すると次々に内陸へと進んでいきました。
今回の訓練では、沖合に停泊したアメリカ軍の強襲揚陸艦の甲板に最新鋭のステルス戦闘機、F35Bが少なくとも9機待機していました。
合同軍事演習にF35Bが参加するのは初めてです。
アメリカ軍はF35Bについて、揚陸艦から離陸し上空から上陸作戦を支援する攻撃ができると説明しています。
この訓練については、両軍とも、南シナ海に人工島を造成し軍事拠点化を進める中国を念頭に置いているわけではないと強調しています。
しかし訓練は、中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海のスカボロー礁の対岸で行われ、最新鋭のF35Bも投入されており、中国をけん制するねらいがあるものと見られます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190411/k10011880841000.html