https://www.bbc.com/japanese/47876114
フェイスブック、亡くなったユーザーのアカウント管理をAIで改善へ
2019年04月10日
デイヴ・リー、北米テクノロジー記者
フェイスブックは9日、サービス上で起こりがちなユーザーを動揺させる問題を、人工知能(AI)を使って解決すると発表した。亡くなった家族や友人に関する通知だ。
フェイスブックはプレスリリース(英語)で、亡くなった人をイベントに誘ったり、誕生日を祝ったりという通知を受け取る「悲痛な」経験をなくしたいと説明した。
今後、亡くなった人のフェイスブックアカウントには追悼セクションが設けられ、本人の投稿はそのまま保存されるようになる。
シェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)は、「フェイブックが、亡くなった人の思い出や魂を称え、残していく場所になればと思う」と話した。
ユーザーからは、フェイスブックが亡くなった親しい人とイベントなどを共有するよう薦めてくることにショックを受け、動揺するという苦情が寄せられていた。
フェイスブックには2009年から追悼アカウントという機能がある。アカウントが追悼アカウントに移行すると、プロフィールのユーザー名に「追悼」と表示され、追悼メッセージなどを寄せることができるようになる。フェイスブックによると、毎月3000万人のユーザーがこの機能でメッセージを投稿しているという。
アカウントが追悼アカウントとなれば、その人が生きているかのような通知は送られて来なくなる。しかし追悼カウントに移行していないものについては、フェイスブックは今後AIを使って、間違った通知などが出ないようにするとしている。
追悼アカウントの管理
(リンク先に続きあり)