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行方不明の少年と主張の男、虚偽申告で訴追 米当局
2019年4月8日 18:03
発信地:シカゴ/米国 [ 米国 北米 ]
【4月8日 AFP】米国で、23歳の男が8年前から行方不明の少年だと虚偽の主張をした事件で、当局は5日、この男を訴追した。男は別の事件で拘置され、先月出所したばかりだったという。
ブライアン・マイケル・リニ(Brian Michael Rini)被告は今月3日、2011年に当時6歳で行方が分からなくなったティモシー・ピッツェン(Timmothy Pitzen)君を名乗り、連邦当局に対する虚偽申告の罪に問われている。
リニ被告の主張で、ティモシー君がついに見つかったとの希望が湧いた。しかしDNA検査の結果、ティモシー君ではないことが判明し、被告もその時点でようやくうそをついたことを認めた。
司法省が連邦地裁に提出した刑事告訴状によると、リニ被告はABCのニュース番組「20/20」で、ティモシー君の事件を知ったという。
また「被告は家族から離れたいと供述。さらに取り調べを進めると、ティモシー君の父親のような父親が欲しかった、もし行方不明になったのが自分なら、自身の父親はただ酒をあおり続けるだろうからと語った」とも記されている。
オハイオ州矯正局によると、リニ被告は重罪犯で、強盗と器物損壊の罪で刑務所に1年以上拘置され、先月出所したばかりだったという。(c)AFP
Brian Rini Hamilton County Sheriff
Timmothy PitzenWMAQ