0001Hikaru ★
2019/04/05(金) 12:07:14.56ID:CU2CwgSI9http://www3.nhk.or.jp/news/html/20190405/k10011873751000.html
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐり沖縄県が埋め立ての承認を撤回したことについて、
国土交通省は去年、沖縄県の処分の効力を一時的に停止したのに続き、審査の結果、沖縄県の処分は違法で取り消すとする裁決を出しました。
名護市辺野古沖の埋め立て工事について、沖縄県が軟弱地盤が見つかったなどとして埋め立ての承認を撤回したのに対し、
防衛省は行政不服審査法に基づく不服を申し立て、埋め立てに関する法律を所管する国土交通省が去年10月、沖縄県による処分の効力を一時的に停止しました。
これを受けて、政府は土砂を投入するなど埋め立て工事を進めています。
防衛省はさらに沖縄県による処分の取り消しを求める審査請求を出していて、国土交通省は審査を進めた結果、
防衛省の請求を認め沖縄県の処分は違法で取り消すとする裁決を出しました。
石井国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で、「埋め立てが法律の要件を欠いているとは認められず、沖縄県の撤回処分には理由がないと判断した」と述べ、
判断の根拠として軟弱地盤について専門家から意見を聞いた結果、改良工事で対処が可能であることなどを踏まえたと説明しました。
岩屋防衛相「軟弱地盤対策認められた」
岩屋防衛大臣は記者会見で、
「今般の裁決を受けて、普天間基地の一日も早い全面返還を実現し沖縄の負担を軽減するため、
今後とも移設に向けた取り組みについて丁寧に説明し地元の理解・協力を得られるように粘り強く取り組んでいきたい」と述べました。
そのうえで、「軟弱地盤という課題はあるが、実績のある一般的な工法で施行を安定的にできることを審査で認めてもらったということだ。
地盤改良の設計変更についてもできるだけ早く仕上げて、沖縄県に承認願を出せるようにしたい」と述べました。