カラスに「侵入禁止」 富山市、城址公園に警告看板
富山市の森雅志市長は1日の定例会見で、富山城址公園の新たな
カラス対策として、カラスに侵入禁止を呼び掛ける警告看板を
設置する考えを示した。看板を見た人を公園内のカラスに注目させ、
人の視線を嫌がる習性があるとされるカラスを追い払う作戦。
7月には餌やりを禁止する「カラス被害防止条例」も施行する
予定となっており、あの手この手で厄介者の撃退を狙う。
市によると、岩手県大槌町の東大大気海洋研究所では数年前から
「カラス侵入禁止」を呼び掛ける張り紙を掲示したところ、
カラスが寄り付かなくなった。張り紙を見た人がカラスに向けた視線に
恐怖を感じたとみられる。
市は、同研究所の成功例を参考に、城址公園内に6カ所程度の
看板を年度内に設置する予定だ。
看板には「カラスニ告グ ココデ餌ヲ食ウベカラズ」や
「カラス居座り禁止」といった文字を記すことを検討している。
市は、2017年10月から市中心部で檻によるカラスの
捕獲対策を強化。これまでに3千羽超を捕獲したが、
カラスとのいたちごっこは続いている。
森市長は「いくらカラスが利口だからといって、侵入禁止の
意味を理解するとは思わないが、人の視線には敏感なようだ。
心理作戦に取り組んでみたい」と話した。
北国新聞(2019/04/02 02:13)
https://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20190402205.htm
市が「カラス侵入禁止」看板を設置する富山城址公園=富山市内
富山市の森雅志市長は1日の定例会見で、富山城址公園の新たな
カラス対策として、カラスに侵入禁止を呼び掛ける警告看板を
設置する考えを示した。看板を見た人を公園内のカラスに注目させ、
人の視線を嫌がる習性があるとされるカラスを追い払う作戦。
7月には餌やりを禁止する「カラス被害防止条例」も施行する
予定となっており、あの手この手で厄介者の撃退を狙う。
市によると、岩手県大槌町の東大大気海洋研究所では数年前から
「カラス侵入禁止」を呼び掛ける張り紙を掲示したところ、
カラスが寄り付かなくなった。張り紙を見た人がカラスに向けた視線に
恐怖を感じたとみられる。
市は、同研究所の成功例を参考に、城址公園内に6カ所程度の
看板を年度内に設置する予定だ。
看板には「カラスニ告グ ココデ餌ヲ食ウベカラズ」や
「カラス居座り禁止」といった文字を記すことを検討している。
市は、2017年10月から市中心部で檻によるカラスの
捕獲対策を強化。これまでに3千羽超を捕獲したが、
カラスとのいたちごっこは続いている。
森市長は「いくらカラスが利口だからといって、侵入禁止の
意味を理解するとは思わないが、人の視線には敏感なようだ。
心理作戦に取り組んでみたい」と話した。
北国新聞(2019/04/02 02:13)
https://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20190402205.htm
市が「カラス侵入禁止」看板を設置する富山城址公園=富山市内