(CNN) バングラデシュの首都ダッカで、20歳の女性が第1子を出産したわずか26日後に、双子の男女を出産した。ダッカの病院の医師が明らかにした。
3児を出産したのはアリファ・スルタナさん。医師によると、今年2月下旬、ダッカ市内の病院で正常分娩(ぶんべん)で男の子を出産。母子とも元気に退院して1カ月もたたないうちに、別の病院に入院した。
スルタナさんが下腹部の痛みを訴えていたため超音波検査を行ったところ、双子を妊娠していることが分かったという。
スルタナさんは子宮が2つある「完全重複子宮」という珍しい症例だったことが判明。最初に生まれた子どもは、双子とは別の子宮で成長していた。
最初の出産の時は超音波検査を受けていなかったことから、双子の妊娠は見落とされていたという。
インド・ニューデリーにある病院の専門家は、「子宮は2つの管が結合して発達する。だがこの結合が起こらず、互いを隔てる壁がなくならないことがある」と解説する。
スルタナさんは病院で帝王切開手術を受け、男の子と女の子の双子を出産した。母子ともに健康だという。
米国立衛生研究所によると、完全重複子宮の女性が双子を妊娠する確率は100万分の1。誕生前に発見されない確率はさらに小さい。
「地方では、自分にどんな問題が起きているのか、自分が何人の子どもを妊娠しているのか、さらには自分が妊娠しているのかどうかさえ分からない人もいる」と前出の専門家は話している。
2019.03.29 Fri 11:45
https://www.cnn.co.jp/fringe/35134948.html
3児を出産したのはアリファ・スルタナさん。医師によると、今年2月下旬、ダッカ市内の病院で正常分娩(ぶんべん)で男の子を出産。母子とも元気に退院して1カ月もたたないうちに、別の病院に入院した。
スルタナさんが下腹部の痛みを訴えていたため超音波検査を行ったところ、双子を妊娠していることが分かったという。
スルタナさんは子宮が2つある「完全重複子宮」という珍しい症例だったことが判明。最初に生まれた子どもは、双子とは別の子宮で成長していた。
最初の出産の時は超音波検査を受けていなかったことから、双子の妊娠は見落とされていたという。
インド・ニューデリーにある病院の専門家は、「子宮は2つの管が結合して発達する。だがこの結合が起こらず、互いを隔てる壁がなくならないことがある」と解説する。
スルタナさんは病院で帝王切開手術を受け、男の子と女の子の双子を出産した。母子ともに健康だという。
米国立衛生研究所によると、完全重複子宮の女性が双子を妊娠する確率は100万分の1。誕生前に発見されない確率はさらに小さい。
「地方では、自分にどんな問題が起きているのか、自分が何人の子どもを妊娠しているのか、さらには自分が妊娠しているのかどうかさえ分からない人もいる」と前出の専門家は話している。
2019.03.29 Fri 11:45
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