2019年3月28日 13時47分
国内で唯一、石炭の坑内掘りが行われている北海道釧路市で94年間にわたり運行されてきた石炭を輸送する専用列車が6月末で廃止されることになりました。
廃止されるのは大正14年に運行が始まった国内で唯一の石炭輸送の専用列車で、釧路市にある石炭の選別工場から港までのおよそ4キロを結んでいます。
採掘量の減少で荷主の石炭会社からの輸送の委託が今月で終わるため、列車を運行する「太平洋石炭販売輸送」は6月末での廃止を国に届け出たということです。
列車は今月いっぱいでの運休がすでに決まっていて、今のところ廃止までの間に運行の予定はないということです。
石炭の輸送量は昨年度、ピーク時の4分の1に当たるおよそ51万トンまで落ち込み、列車の運行はここ数年、一日1本程度にとどまっていました。
会社は「保存や活用の在り方を含め、今後の対応を検討している」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190328/k10011864121000.html
国内で唯一、石炭の坑内掘りが行われている北海道釧路市で94年間にわたり運行されてきた石炭を輸送する専用列車が6月末で廃止されることになりました。
廃止されるのは大正14年に運行が始まった国内で唯一の石炭輸送の専用列車で、釧路市にある石炭の選別工場から港までのおよそ4キロを結んでいます。
採掘量の減少で荷主の石炭会社からの輸送の委託が今月で終わるため、列車を運行する「太平洋石炭販売輸送」は6月末での廃止を国に届け出たということです。
列車は今月いっぱいでの運休がすでに決まっていて、今のところ廃止までの間に運行の予定はないということです。
石炭の輸送量は昨年度、ピーク時の4分の1に当たるおよそ51万トンまで落ち込み、列車の運行はここ数年、一日1本程度にとどまっていました。
会社は「保存や活用の在り方を含め、今後の対応を検討している」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190328/k10011864121000.html