国立感染症研究所がまとめた11日から17日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値)によると、手足口病とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点医療機関当たりの患者報告数が4週連続で増加した。咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(リンゴ病)も増えた。インフルエンザは7週連続で減少した。
〔手足口病〕報告数は前週比約14.3%増の0.16人。都道府県別の上位3位は、鳥取(1.0人)、熊本(0.86人)、徳島(0.48人)。
〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約0.3%増の2.87人。過去10年の同期と比べて2番目に多い。都道府県別の上位3位は、山形(5.73人)、北海道(5.43人)、新潟(5.23人)。
〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約15.6%増の0.37人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(1.26人)、長崎(0.98人)、富山(0.97人)。
〔伝染性紅斑〕報告数は前週比約7.4%増の0.58人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、山形(1.47人)、新潟(1.37人)、宮城(1.36人)。
〔インフルエンザ〕報告数は前週比約70.1%減の2.92人。都道府県別の上位3位は、青森(11.17人)、秋田(8.2人)、福井(6.63人)。
〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約0.5%減の6.04人。都道府県別の上位3位は、大分(10.06人)、福岡(9.87人)、宮崎(8.89人)。
ソース
https://www.cbnews.jp/news/entry/20190326144901