JOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和会長の退任表明を受け、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会は、竹田会長が現在務めている組織委員会の副会長の職も退任する見通しを示しました。
JOCの竹田会長は26日、都内で開かれた組織委員会の理事会に出席し、この中で、JOCの会長をことし6月の任期満了で退任することを報告しました。
理事会後、組織委員会の武藤敏郎事務総長が会見し、現在、竹田会長が務めている組織委員会の副会長の職について「私どもとしては新しいJOCの会長が、竹田氏に替わって組織委員会のメンバーになるのが自然であろうと考えている」と述べ、竹田氏が副会長の職を退任する見通しを示しました。
また、理事会の理事として残るのかという質問に対し「理事の数を35人と定めていて、今は定員の35人となっている。新しいJOC会長が理事として入ってもらうためにはこちらも竹田氏が退く必要があり、理事会に残るのは考えづらい」と述べました。
JOCの竹田会長をめぐっては、みずからがトップを務めた東京大会の招致委員会がシンガポールのコンサルタント会社に支払った、およそ2億2000万円について贈賄の疑いが持ち上がり、竹田会長は一貫して潔白を主張していますが、フランスの裁判所が裁判を開くかどうか審査する「予審手続き」を進めています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190326/k10011861791000.html
2019年3月26日 19時48分
JOCの竹田会長は26日、都内で開かれた組織委員会の理事会に出席し、この中で、JOCの会長をことし6月の任期満了で退任することを報告しました。
理事会後、組織委員会の武藤敏郎事務総長が会見し、現在、竹田会長が務めている組織委員会の副会長の職について「私どもとしては新しいJOCの会長が、竹田氏に替わって組織委員会のメンバーになるのが自然であろうと考えている」と述べ、竹田氏が副会長の職を退任する見通しを示しました。
また、理事会の理事として残るのかという質問に対し「理事の数を35人と定めていて、今は定員の35人となっている。新しいJOC会長が理事として入ってもらうためにはこちらも竹田氏が退く必要があり、理事会に残るのは考えづらい」と述べました。
JOCの竹田会長をめぐっては、みずからがトップを務めた東京大会の招致委員会がシンガポールのコンサルタント会社に支払った、およそ2億2000万円について贈賄の疑いが持ち上がり、竹田会長は一貫して潔白を主張していますが、フランスの裁判所が裁判を開くかどうか審査する「予審手続き」を進めています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190326/k10011861791000.html
2019年3月26日 19時48分