毛ガニの初水揚げ 北海道 稚内
2019年3月16日 17時09分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190316/k10011850831000.html
全国有数の毛ガニの水揚げがある北海道稚内市で、16日から今シーズンの毛ガニかご漁が始まり、港が活気づきました。
稚内市の宗谷港では、16日正午ごろ、朝早くに出漁した7隻の漁船が今シーズン最初の漁を終えて戻ってきました。
ケースには10センチほどの大きさのいきのよい毛ガニがいっぱい入り、漁船の乗組員が次々と水揚げしていました。
稚内市の毛ガニかご漁は、沖合40キロほどのオホーツク海の海底に餌となるイカを仕掛けたかごを設置して毛ガニを取る漁で、全国有数の水揚げがあります。
初日の16日は7トンの水揚げがあり、まずまずの漁だったということです。
毛ガニかご漁をして20年の漁業者は「宗谷の毛ガニは寒い海域で育つので身がしまっておいしく、多くの人に食べてもらいたいです」と話していました。
稚内市の毛ガニかご漁は、今シーズンは割り当て量の81トンを取るまでの来月ごろまで操業し、毛ガニは全国各地に出荷されるほか、中国など国外にも輸出されます。