那須雪崩危険「漫然見過ごし」 3教諭、起訴の可否焦点に
2017年3月、栃木県那須町で登山講習中の高校山岳部員ら8人が死亡、
40人がけがをした雪崩事故で、県警は8日、業務上過失致死傷の疑いで、
教諭3人を書類送検した。積雪で雪崩の危険性が客観的に高まっていた
にもかかわらず、訓練の中止や具体的な範囲の指定をせず、漫然と
実施を決めた3人の判断に過失があり、事故につながったとしている。
県警は現場の急傾斜や気象条件を踏まえ「結果の重大性、遺族の心情を
総合的に勘案した」としており、起訴を求める「厳重処分」の意見を
付けたとみられる。危険性をどの程度予見できたかが、宇都宮地検が
起訴の可否を判断する上での焦点となる。
一般社団法人共同通信社(2019/3/8 17:05)
https://this.kiji.is/476662305118569569?c=39546741839462401
2017年3月、栃木県那須町で登山講習中の高校山岳部員ら8人が死亡、
40人がけがをした雪崩事故で、県警は8日、業務上過失致死傷の疑いで、
教諭3人を書類送検した。積雪で雪崩の危険性が客観的に高まっていた
にもかかわらず、訓練の中止や具体的な範囲の指定をせず、漫然と
実施を決めた3人の判断に過失があり、事故につながったとしている。
県警は現場の急傾斜や気象条件を踏まえ「結果の重大性、遺族の心情を
総合的に勘案した」としており、起訴を求める「厳重処分」の意見を
付けたとみられる。危険性をどの程度予見できたかが、宇都宮地検が
起訴の可否を判断する上での焦点となる。
一般社団法人共同通信社(2019/3/8 17:05)
https://this.kiji.is/476662305118569569?c=39546741839462401