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免疫抑制剤使用の子どもに安全にワクチン接種を 臨床研究へ
2019年2月25日 0時22分医療
免疫を抑える薬を使っているため、水ぼうそうなどのワクチンを接種できない子どもたちが接種を見送ったあとに感染症で死亡した事例が報告されていることから、全国の専門の医師が協力して、安全にワクチンを使用する方法を検討する臨床研究が始まることになりました。
難病の治療や移植手術などで免疫抑制剤を使っている場合、水ぼうそうなどの一部のワクチンは、接種するとその感染症を発症してしまうおそれがあり、原則使用できないことになっていますが、ワクチン接種を見送ったあとに子どもが水ぼうそうで死亡する事例が起きています。
このため、全国各地の小児科の医師などが協力して、安全にワクチンを接種する方法を検討する臨床研究を来月から始めることになりました。
対象となるのは、腎臓の機能が低下するネフローゼ症候群という病気や、臓器移植を受けたあとの治療で免疫抑制剤を使用している子どもなどで、およそ2000人を選びます。
ワクチンの接種は、専門の医師が免疫の状態を細かく検査するなどして慎重に実施するということです。
臨床研究の責任者を務める国立成育医療研究センターの亀井宏一医師は「すべての患者に接種していいわけではないが、問題のない子どもには接種の機会を作れるようにしたい」と話しています。
生ワクチンと死亡事例
(リンク先に続きあり)
免疫抑制剤使用の子どもに安全にワクチン接種を 臨床研究へ
2019年2月25日 0時22分医療
免疫を抑える薬を使っているため、水ぼうそうなどのワクチンを接種できない子どもたちが接種を見送ったあとに感染症で死亡した事例が報告されていることから、全国の専門の医師が協力して、安全にワクチンを使用する方法を検討する臨床研究が始まることになりました。
難病の治療や移植手術などで免疫抑制剤を使っている場合、水ぼうそうなどの一部のワクチンは、接種するとその感染症を発症してしまうおそれがあり、原則使用できないことになっていますが、ワクチン接種を見送ったあとに子どもが水ぼうそうで死亡する事例が起きています。
このため、全国各地の小児科の医師などが協力して、安全にワクチンを接種する方法を検討する臨床研究を来月から始めることになりました。
対象となるのは、腎臓の機能が低下するネフローゼ症候群という病気や、臓器移植を受けたあとの治療で免疫抑制剤を使用している子どもなどで、およそ2000人を選びます。
ワクチンの接種は、専門の医師が免疫の状態を細かく検査するなどして慎重に実施するということです。
臨床研究の責任者を務める国立成育医療研究センターの亀井宏一医師は「すべての患者に接種していいわけではないが、問題のない子どもには接種の機会を作れるようにしたい」と話しています。
生ワクチンと死亡事例
(リンク先に続きあり)