2/24(日) 11:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190224-00010001-fnnprimev-life
「おもてなし」
みなさんもご存知のことと思うが、古くからの日本人の細やかな心づかいを表現した言葉だ。
2013年、東京オリンピック・パラリンピック招致の際に行われたプレゼンで飛び出した「お・も・て・な・し」というフレーズは、約6年経った今でも記憶に新しい。
本来「おもてなし」とは、対価を求めず、相手を喜ばせる言動・行動であるはずだが、最近では日本を代表するサービスの一つとして、ビジネスのアピールに用いられることが増えた印象はないだろうか?
また、外国人観光客も期待しているであろう「おもてなし」について、東京オリンピックが間近に迫る中、もう一度考えてみたい。
そこで今回は、「ビジネス化するおもてなし」の現状と今後について、グロービス経営大学院で教員を務める山口英彦さんに話を聞いた。
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2013〜2014年以降、ビジネスとおもてなしが密接に
「おもてなし」という言葉は、ずっと昔から存在していたはずだが、最近になって耳にする機会が増えたように思う。そのきっかけになったのは、「2013年のプレゼンだ」とし、ビジネスとの関係を以下のように山口さんは話す。
「2013年の流行語大賞を獲得し、日本人の多くが『おもてなし』を再認識したのはいうまでもありません。
実際、主要メディアで『おもてなし』という言葉がどれほど取り上げられたかを調べてみると、2013年秋に一気に跳ね上がり、今は若干落ち着いてきたものの、プレゼン以前よりも3倍くらいにはなっています。
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