国土交通省は22日、爆発物などの危険物を身につけていないか調べる実証実験を東京メトロ霞ケ関駅(東京・千代田)で3月4〜7日に実施すると発表した。改札を通過する全ての乗客を対象にボディースキャナーを使い、危険物を検知できるか調べる。実験は鉄道での安全対策の検討の一環。
国交省によると、実験に使う装置は人や物が放射する電磁波を映像化し、服の下に隠し持つ危険物を検出する。装置を設置した改札を通過する全ての乗客を対象に実施し、爆発物や刃物などの模擬危険物を持ったエキストラを通過させて判別できるか調べる。手荷物検査は実施せず、乗客が止まる必要はない。
国交省は実験後、流動への影響や検知能力について検証する。2018年に東海道新幹線の車内で男女3人が殺傷された事件を受け、国交省は省令を改正して適切に梱包されない刃物の持ち込みを禁止するなどの対策を進めている。
日本経済新聞 2019年2月22日 17:02
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41619920S9A220C1CR8000/
国交省によると、実験に使う装置は人や物が放射する電磁波を映像化し、服の下に隠し持つ危険物を検出する。装置を設置した改札を通過する全ての乗客を対象に実施し、爆発物や刃物などの模擬危険物を持ったエキストラを通過させて判別できるか調べる。手荷物検査は実施せず、乗客が止まる必要はない。
国交省は実験後、流動への影響や検知能力について検証する。2018年に東海道新幹線の車内で男女3人が殺傷された事件を受け、国交省は省令を改正して適切に梱包されない刃物の持ち込みを禁止するなどの対策を進めている。
日本経済新聞 2019年2月22日 17:02
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