1泊2日でダムや水力発電所を巡るツアー 大分で開催へ
2019年2月20日 21時00分
巨大なダムが建築物の雄大さなどから観光スポットとして全国的に人気を集める中、九州電力グループは、大分県内のダムや水力発電所を巡る1泊2日の旅行ツアーを来月開催します。
この旅行ツアーは、九州電力グループの旅行会社が大分県内のダムや水力発電所を観光スポットに育てようと、県内では初めて企画しました。
来月30日から1泊2日のツアーで県内5つのダムと2つの発電所を巡る内容です。
このうち、日田市にある夜明ダムでは、通常の見学会では立ち入りが許されていないダム上部の点検用の橋を歩き、15メートル下のダム湖や周囲の絶景を眺めるということです。
また、日田市の下筌ダムでは、遊覧船に乗って、そそり立つような巨大なダムの壁に近づき、迫力を体感する予定です。
このツアーは1人およそ5万円で、20日から応募が始まり、先着20人で締め切られます。
九州電力グループによりますと、ダムについては、建築物としての雄大さや放水の美しさから、最近、観光スポットとして全国的に人気を集めているということです。
九州電力の山田雄一郎広報グループ長は「ダムの人気が広がる中、大分にも魅力のあるダムがたくさんあることをツアーを通じて知ってもらいたい」と話していました。

