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新宿御苑の使用電力 一部で再生可能エネルギー活用へ
2019年2月16日 5時25分
再生可能エネルギーの導入を拡大するため、環境省はことし4月から、東京の新宿御苑で使う電力の一部について、再生可能エネルギーで発電した電力を調達する見通しになりました。
再生可能エネルギーの普及を進めるため、環境省は2050年までに、業務で使う電力をすべて再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的な取り組み「RE100」に参画しています。
環境省はこの取り組みを進め、再生可能エネルギーの導入を拡大するため、ことし4月から1年間、管理する東京の新宿御苑で使う電力の30%について、東京・港区に本社がある電力事業者から、再生可能エネルギーで発電した電力を調達する見通しになりました。
環境省の庁舎や関連施設では現在、再生可能エネルギーによる電力をほとんど使っていないということで、環境省は今後、ほかの施設についても調達方法を見直す方針です。
環境省によりますと、国がこうした契約を結ぶのは今回が初めてで、環境省は「再生可能エネルギーの主力電源化に向けて、政府内で取り組みを進めていきたい」としています。