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世界銀行の中国向け融資減額要求「方向性は正しい」財務相
2019年2月8日 11時14分
麻生副総理兼財務大臣はアメリカのトランプ大統領が、世界銀行の次の総裁候補に推薦すると発表したアメリカ財務省のマルパス次官が、中国向けの融資を減らすよう求めていることについて、閣議のあとの記者会見で「方向性は正しい」と述べ、理解を示しました。
アメリカのトランプ大統領は6日、世界銀行の次の総裁候補として、アメリカ財務省のマルパス次官を推薦すると発表しました。
これについて、麻生副総理兼財務大臣は閣議のあとの記者会見で、「国際担当の次官としてやっている方なので、前からつきあいがある。ただ、今後も有力な候補者が出てこられると思うので、そのうえで、どの候補を支持するか検討したい」と述べました。
そのうえで麻生副総理は、マルパス次官が世界銀行による中国への融資を減らすよう求めていることについて、「前回、世界銀行が増資した際、所得の高い国に対する融資は、段階的に縮減するよう合意している。中国への貸出額が大きいのは事実で、中国への融資を縮小する方向性は正しいと思う」と述べ、中国に対する厳しい姿勢でも知られるマルパス次官の主張に理解を示しました。
世界銀行の中国向け融資減額要求「方向性は正しい」財務相
2019年2月8日 11時14分
麻生副総理兼財務大臣はアメリカのトランプ大統領が、世界銀行の次の総裁候補に推薦すると発表したアメリカ財務省のマルパス次官が、中国向けの融資を減らすよう求めていることについて、閣議のあとの記者会見で「方向性は正しい」と述べ、理解を示しました。
アメリカのトランプ大統領は6日、世界銀行の次の総裁候補として、アメリカ財務省のマルパス次官を推薦すると発表しました。
これについて、麻生副総理兼財務大臣は閣議のあとの記者会見で、「国際担当の次官としてやっている方なので、前からつきあいがある。ただ、今後も有力な候補者が出てこられると思うので、そのうえで、どの候補を支持するか検討したい」と述べました。
そのうえで麻生副総理は、マルパス次官が世界銀行による中国への融資を減らすよう求めていることについて、「前回、世界銀行が増資した際、所得の高い国に対する融資は、段階的に縮減するよう合意している。中国への貸出額が大きいのは事実で、中国への融資を縮小する方向性は正しいと思う」と述べ、中国に対する厳しい姿勢でも知られるマルパス次官の主張に理解を示しました。