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ANAがフィリピン航空と資本提携 アジア路線強化
2019年2月8日 15時11分
航空大手の「ANAホールディングス」は、成長が続くアジアの航空需要を取り込もうと、フィリピン最大の航空会社「フィリピン航空」の親会社と資本提携し、共同運航便の拡大を行うことになりました。
発表によりますと、全日空を傘下に持つ「ANAホールディングス」は、来月末をめどに「フィリピン航空」を傘下に持つ「PALホールディングス」の株式の9.5%をおよそ105億円で取得します。
両社はすでに日本とフィリピンの間の定期便の共同運航をおこなっていますが、今回の資本提携で日本やフィリピンの国内で運航するお互いの便についても拡大することにしています。
会見で「ANAホールディングス」の片野坂真哉社長は「フィリピンから日本を訪れる渡航者数は過去5年間で5倍となるなど、フィリピンのポテンシャルは非常に高い」と述べました。
航空業界では日本航空も今月から、羽田とフィリピン マニラを結ぶ便を就航させるなど、アジア路線を強化する動きが広がっています。