7日19:50
青森県八戸市の閑静な住宅街で、殺人事件が発生しました。
7日の午前7時前、八戸市湊町のアパートの一室で、この部屋に住む小川孝二容疑者49歳が、兄で無職の小川孝志さん51歳の胸を包丁で突き刺して殺害したとして、殺人の疑いで逮捕されました。
小川容疑者は、6日夜から自宅アパートで兄と複数の友人で酒を飲んでいる最中に台所にあった包丁を持ちだし、居間で兄の胸を突き刺して殺害した疑いがもたれています。
警察によりますと7日朝、居合わせた友人の1人から「人が刺された」と警察に通報があり、警察が駆けつけた時には孝志さんはあおむけに倒れていて、意識は無かったということです。
警察は当初、傷害の疑いで小川容疑者を現行犯逮捕しましたが、その後、孝志さんが死亡したため、容疑を殺人に切り替えて緊急逮捕しました。孝志さんの胸のみぞおち部分には、刃物で刺された傷が1か所あり、凶器とみられる刃渡り約16センチの包丁は台所に戻されていました。
警察の調べに対し、小川容疑者は刺したことは認めていますが、殺意は否認しているということです。
警察は、2人に何らかのトラブルがあったとみて犯行の動機などについて、詳しく調べを進めています。
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