韓国の口てい疫受け緊急会議
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20190131/5030003132.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
1月28日に韓国で家畜の伝染病の口てい疫の発生が確認されたことを受け、
長崎県は緊急の対策会議を開き、農場に入る人や車の消毒など予防を徹底することを確認しました。
長崎県庁で31日開かれた緊急対策会議には、県の担当者のほか、
畜産団体や獣医師などおよそ35人が出席しました。
会議では県の担当者が、韓国のキョンギ道アンソン市の牛を飼育している農場で
乳牛によだれを垂らすなどの症状が見つかり、検査の結果、
1月28日に口てい疫の感染が確認されたと報告しました。
口てい疫は、牛や豚などの家畜が感染するウイルス性の伝染病で、感染すると
ひづめの周辺などに水ぶくれができて成長が悪くなるなど、家畜の生産に深刻な影響を与えます。
長崎県内での発症例はこれまで確認されていませんが、日本に侵入するリスクもあるとして、
会議では農場に出入りする人の靴底や車両の消毒を徹底することや、
口てい疫が発生している国への渡航を控えることなどを確認しました。
一方、中国では豚に強い感染力を持つ「アフリカ豚コレラ」が拡大していて、
2月5日からは中国の旧正月「春節」を迎えて、海外から長崎を訪れる旅行客の増加が予想されることから、
会議では口てい疫と合わせて予防対策の必要性を確認していました。
会議に出席した長崎県養豚協会事務局の渡邉方親さんは
「ウイルス性の病気なので広まってしまうと怖い。これまでやってきた対策を続けていくしかない」
と話していました。
01/31 17:45