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コマツ社長交代へ 次期社長「中国経済 影響は部分的」
2019年1月31日 18時46分
大手建設機械メーカーの「コマツ」は、経営体制の若返りを図るため、小川啓之専務がことし4月に社長に就任する人事を発表しました。
コマツは31日に取締役会を開き、ことし4月に大橋徹二社長が会長に就任し、後任の社長に小川啓之専務を昇格させる人事を決めました。
小川氏は大阪府出身で現在57歳。昭和60年にコマツに入社し、建設機械の生産現場やアメリカやインドネシアでの勤務を経て、平成28年から生産本部長を3年間務めていました。
小川氏は会見で、米中貿易摩擦から中国経済が減速して各社の業績に影響が出ていることについて、中国市場の売り上げは全体の6%で部分的だとしたうえで、「米中貿易摩擦の影響をできるだけ低減するとともに、環境の変化に左右されないビジネスを確保するように努めていきたい」と述べました。
コマツは北米やアジアで建設機械の需要が高いことから、今年度の決算では過去最高益をあげる見通しです。