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シャープ 売り上げを1900億円下方修正 米中摩擦が影響
2019年1月30日 18時11分米中貿易摩擦
シャープは、ことし3月期のグループ全体の業績予想について、アメリカと中国の貿易摩擦の影響でiPhoneの中国での販売が減り、関連する電子部品の需要が減少しているなどとして、売り上げを2兆5000億円と、1900億円下方修正しました。シャープは去年10月にも売り上げを下方修正しています。
発表によりますと、シャープはことし3月期の1年間のグループ全体の業績予想について、売り上げは2兆5000億円と、去年10月に下方修正した予想から、さらに1900億円、率にして7.1%下方修正しました。また本業のもうけを示す営業利益についても1070億円と、50億円下方修正しました。
アメリカと中国の貿易摩擦の影響で、アップルのスマートフォン「iPhone」の中国での販売が減り、iPhone向けの電子部品の需要が減少していることなどが理由だとしています。
一方、コスト削減を進めているなどとして、最終的な利益は900億円と、去年10月時点の予想を据え置きました。
シャープは「米中の貿易摩擦は納入先を通して間接的に大きな影響を受けている。どのくらい影響が続くのか見通しが立たないので、注視していきたい」としています。
オムロンも下方修正
一方、京都市に本社がある電子機器メーカー「オムロン」も、アメリカと中国の貿易摩擦を背景に、制御機器や電子部品の売り上げの減少が見込まれるとして、ことし3月期の1年間の業績予想について、売り上げが8550億円と去年10月時点の予想に比べて250億円、率にして2.8%、最終的な利益が500億円と、去年10月時点の予想に比べて85億円、率にして14.5%それぞれ下方修正しました。
シャープ 売り上げを1900億円下方修正 米中摩擦が影響
2019年1月30日 18時11分米中貿易摩擦
シャープは、ことし3月期のグループ全体の業績予想について、アメリカと中国の貿易摩擦の影響でiPhoneの中国での販売が減り、関連する電子部品の需要が減少しているなどとして、売り上げを2兆5000億円と、1900億円下方修正しました。シャープは去年10月にも売り上げを下方修正しています。
発表によりますと、シャープはことし3月期の1年間のグループ全体の業績予想について、売り上げは2兆5000億円と、去年10月に下方修正した予想から、さらに1900億円、率にして7.1%下方修正しました。また本業のもうけを示す営業利益についても1070億円と、50億円下方修正しました。
アメリカと中国の貿易摩擦の影響で、アップルのスマートフォン「iPhone」の中国での販売が減り、iPhone向けの電子部品の需要が減少していることなどが理由だとしています。
一方、コスト削減を進めているなどとして、最終的な利益は900億円と、去年10月時点の予想を据え置きました。
シャープは「米中の貿易摩擦は納入先を通して間接的に大きな影響を受けている。どのくらい影響が続くのか見通しが立たないので、注視していきたい」としています。
オムロンも下方修正
一方、京都市に本社がある電子機器メーカー「オムロン」も、アメリカと中国の貿易摩擦を背景に、制御機器や電子部品の売り上げの減少が見込まれるとして、ことし3月期の1年間の業績予想について、売り上げが8550億円と去年10月時点の予想に比べて250億円、率にして2.8%、最終的な利益が500億円と、去年10月時点の予想に比べて85億円、率にして14.5%それぞれ下方修正しました。