ヤマトホールディングス(9064)が30日発表した2018年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.5倍の431億円だった。宅配便の単価が上昇して採算が大幅に改善した。
売上高にあたる営業収益は7%増の1兆2576億円、営業利益は2.3倍の743億円だった。構造改革を進める中で宅配便の取扱数量は戦略的に抑えているものの、増収増益につなげた。
19年3月期通期業績は営業収益の予想を前期比6%増の1兆6300億円とし、従来に比べ100億円引き上げた。純利益は前期比2倍の370億円とする従来予想を据え置いた。
2019/1/30 16:04
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL30HNT_Q9A130C1000000/