毎日新聞 2019年1月29日 22時04分(最終更新 1月29日 22時46分)
https://mainichi.jp/articles/20190129/k00/00m/040/239000c

4層構造で72のアトラクションが楽しめるアスレチック施設「アルプスジム」=滋賀県日野町西大路の滋賀農業公園ブルーメの丘で2019年1月29日午後2時40分、蓮見新也撮影
滋賀農業公園ブルーメの丘(滋賀県日野町)に、西日本最大級のアスレチック施設「アルプスジム」が完成し、報道関係者向けの体験会が29日開かれた。
高さ約17メートル、約20メートル四方の4層構造で、1層は子供向けのキッズコース、2~4層は大人向けのアルプスコースで、最上層の上には展望台も備えられた。オープンは3月1日の予定。
【写真特集】4層構造で72のアトラクションが楽しめる「アルプスジム」
https://mainichi.jp/graphs/20190129/hpj/00m/040/004000g/1
ジムはドイツ製で、総工費は約3億円。柱などは鉄製だが、木材を多用し、アルプスコースには、はしごやタイヤ、上からつるされたロープや網、自転車やミニカートでの移動など72のアトラクションがある。
キッズコースにはブランコなど、3歳以上の子供が家族と一緒に楽しめる遊具を用意している。
利用するには、長さ約1メートルのナイロン製のひもの両端に「カラビナ」と呼ばれる金属製フックが付いている「ハーネス安全帯」を装着。移動はワイヤにフックをかけ、ロックした後に滑らせながら移動する。
安全帯が命綱になるため、片方のフックがワイヤにロックされていなければ、もう片方は外れない仕組みになっている。
最大80人が同時に参加できるため、グループなら助け合って楽しむこともできるという。現場ではスタッフが見守り、「攻略」のアドバイスもする。
利用には年齢や身長、体重などに条件がある。料金(1時間)はアルプスで3000円(小学生2000円)、キッズは600円、展望台300円。問い合わせは同公園。【蓮見新也】