小説「桃尻娘」や「桃尻語訳 枕草子」などの著作で知られる作家の橋本治(はしもと・おさむ)さんが29日、肺炎のため死去した。
70歳だった。葬儀・告別式は未定。喪主は母、美代子(みよこ)さん。
東京都出身。小説や評論、エッセーなど多彩に執筆。若い女性の話し言葉で古典の現代語訳を手掛けた「桃尻語訳 枕草子」はベストセラーになった。
昨年11月には、長編小説「草薙(くさなぎ)の剣(つるぎ)」(新潮社)が野間文芸賞を受賞。がんの闘病のため、贈呈式を欠席していた。
http://news.livedoor.com/article/detail/15944816/ ゲイだったんだよね
ジャパンのフレディ・マーキュリーだな
バブルの華やかな時代のブームだったな
カーチャンに葬式を出させる親不孝
2019年訃報 ご冥福をお祈りいたします
エイジ(youtuber)、兼高かおる(旅行ジャーナリスト)、天地総子(歌手)、梅原猛(哲学者)、
市原悦子(女優)、米沢富美子(物理学者)、小枝守(高校野球指導者)、
野中正造(世界最長寿男性)、橋本治(作家)、
中曽根康弘(元首相)、村山富市(元首相)、不破哲三(元共産党委員長)、渡邉恒雄(読売新聞)、
桂春蝶(落伍家)、長谷川豊(元アナウンサー)、内田裕也(シェケナベイビー)、石原慎太郎(作家)、
猪瀬直樹(作家)、
特定の層から大きく支持されてたな
俺は適当に本屋で面白そうな新書あたりを漁るだけのスタイルだから
彼にそんな熱心なファンが付いてるのは随分後になって知ったわ
どういう層だっけ?
ひところもてはやされていたが、わりと早く消えたような気がする。
もうとっくに死んだと思ってた。
少し何かが違ってれば
村上春樹みたいなポジションにいられた人ではと思うんだけど
その少しの何かっていうのが才能や実力だけではなくて
時代とか運なんだろうな
>>1
若い人は、あまり知らない?
90年代によく見かけたけど >>14
こういうの書くバカって本当に面白いと思ってやってるのかね。
ジョークにしてはクソつまらないし本気だとするなら頭がおかしいし。 70代で男は死ぬ人が多い
年金75で受け取り倍額
詐欺だろ?w
そのうち読もうと思ってた『窯変 源氏物語』
小説読む習慣なくなっちゃって結局読んでないままだわ
枕草子はそのままでもむっちゃ笑える名作だが今の女言葉で読みやすくなってるのがあるならならそっちも読んでみるわ。
最近は古事記の現代語訳もしてたはず
ご冥福をお祈りいたします
『秘本世界生玉子』で世界解釈の方法を確立したところで思想家としては終わった人。
合掌。
桃尻娘って竹田かほりだっけ、甲斐よしひろと結婚した。
ヤングサンデーに連載してたのが読者に怒って急に辞めたのには驚いた
この人の「蝶のゆくえ」が好きだわ
図書館で借りて読んで良かったから自分で後で本買った
>>26
あ、喪主母親か
普通に嫁かと思って読み飛ばしてた 桃尻語訳とか、今読むと相当キツいと思うわ
30年前の女子高生のスラングでオッサンが書いてるんだぜ
10年前の2chスラングでも痛々しいってのに
>>31
70歳まで生きたら充分だと思うけどなあ
体感的には19歳で人生は折り返し点らしいし ザ・80年代人士だよな。この人と高橋源一郎はワカラン
糸井重里とか嫌いだけどまぁスゴイとこはあるよな
八犬伝、この人のを読んでた気がする
あれ完結してたっけ?
ホモだったみたいだし、エイズで肺炎かと思ったら、ガンで闘病中でしたか
合掌
>>47
語尾の「〜よ」「〜なの」とかまだ女言葉が生きてた時代なんだろうか この人の文章はなんというかダラダラ間のびしてて
エッセイも小説もいまいち魅力を感じなかった
NHKニュースで訃報を伝えるアナウンサーが
「桃尻娘」「桃尻誤訳枕草子」と
桃尻桃尻言わされてて可哀想だった
この人……嫌いだったなあ……。
何冊か著作も読んだんだが。まったく合わなかった。
絶対的自分視点があって、それについてけないと見下す傾向があった。
一度だけドラマ化されてたな
糞つまらなくて見た時間返せと言いたくなったのはいい思い出
合掌
>>47
2ch語訳枕草子面白そうだな
春はあけぼのだおw
紫っぽい雲のほそーく引いてるのキボンヌ
とか 解釈が先に立つ人で、小説家としてはあまり才能は無かった。
>>57
当時もすでにそんな言葉使ってなかったと思うw とめてくれるなおっかさん
背中の銀杏が泣いている
男東大どこへ行く
>>35
そうそう。沢田研二柄のセーターとか、斬新で面白かったわ 「あなたもう学校行ってお勉強するんだから遊び道具もういらないわね」と小学校上がる時、母ちゃんにオモチャ全部棄てられたって言ってた
自分でもそれを納得したような話だったがこの人東大出てるんだよね
エッセイも小説もつまらんかったし、正直持ち上げられる理由がわからなかった
ある種の嗜好の人に触れる琴線があるんだろう
小説は全部いい。
評論関連は、歳とってくるともういいやと思って処分したけど
『シンデレラボーイ シンデレラガール』だけは捨てられんかった。
若い頃は随分助けてもらいました。感謝感謝。
誰だよ?在チョンの憤死をプラスで悼むな
レスを付けずに今すぐ落とせ
>>47
そしてさらに何十年か経つと一周回って新しい
とか言われる >>69
そうそうそんな感じ
高橋源一郎とかもそうだけどまず批評性が先立って
小説では肝心の言葉の力がついてこないタイプだった >>26
このくらいの年齢だと母親生きてること多いよ
65だと半分以上生きてる
昔は24までに第一子産むのが普通だったから 自分の物の見方作るのにすごく影響受けた人だわ
お母様まだご健在なのね
ご冥福をお祈りいたします
80年代はよく売れてて読んだ。男のオバサンってかんじでインテリっぽくないとこが良かった。
バブルの終わり頃新宿のマンション買って最近までローン支払いしてたんじゃないかな。
>>57
センスが古臭いけど
にくきものの桃尻語訳は爆笑したわ
「なぁ〜んてことないオトコがヘラヘラしてベラベラベラベラベラベラベラベラしゃべってやがんの!」 >>27
5ちゃんだろヴァカとコイツに小一時間・・・ ジミー大西にそっくりだった作家か
桃尻シリーズは冗長だったが「ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件」は
比較的テンポよく読めた。
へー
この人、そんな歳だったのか
本は読んだことねーな
>>57
橋本治が若かったころの東京の女の言葉だな
80年代にはもうなかった
しゃべれるのは60歳以上かも >>81
うちの地方じゃ親が生きてても
子の葬儀の喪主はしないもんだがなあ
逆縁てことで
地域によっていろいろあるのかな
てか母ちゃん90越えてるだろ??
大丈夫かいな 卒論が「鶴屋南北」だっけ?
「止めてくれるなおっかさん、背中の銀杏が泣いている、男東大、どこへ行く」
知らない人も多いだろうね。
癌で衰弱している所に肺炎か・・・ま、あれだろうね、原因は。
ローン返済のために最後の方は内容の薄い本を乱発してた印象で
そのへんも悲しかった
サブカルにハマりまくってた頃は雑誌や本でよく見かけてたけど
もうここ10年くらいは思い出すこともなかったな
合掌
まじか
まあ、オレも70ぐらいまで生きられれば十分だと思ってるけどな
それぐらいになると、とくに病気など無くても体の自由が利かなくなってくるし
>>18
初代はすぐ死んで2代目がずっと書いてたのを知らんのか。
ヤマドメ時代と秋本時代の差もわからん奴がいるのか… >>61
NHKの加賀美幸子アナは東海道中膝栗毛の朗読で「きんたま」を連発してた >>55
ドラマの桃尻娘、田舎に帰省して溜まってた時だったんでドキドキして見ていたけど
「こういう話なんだね〜」って感じだった。2も見たよ。 駒場祭のコピーが人生の最高点だったな。
枕草子を現代の女子言葉で翻訳するのはアイデア倒れだった。「桃尻」とかどういうセンスなんだ。それがいいと思うところがもうムリだわ。
>>47
今読むとどうなのは
たいがいの物がそうでしょ? >>80
言葉の力、というか、肉体が希薄だった気がする。
久生十蘭を論じた文章だったと思うが、
「小説は『人生いかに生きるべきか』を考えるものではなく、
『人間はこう生きている』と表現するもの」といったことを書いていて、それには同意できたのだが、
当人の書く小説は「自分は人間はこう生きていると見る」という観察レポートになっていて、
その中で人間は生きていなかった。 >>47
当時から最悪だったよ。とても読めなかった。 >>106
加賀美さんはその昔KISSにインタビューして
「キッス」「キッス」
あの声で連発してたなあ 一時期読み狂った
今 江戸にフランス革命を だけが本棚にある
自分は高学歴、高身長、高年齢の三高だと言っていたな
東大の学祭のポスターが有名だったからイラストレーターなのかと思ってた!
新聞連載小説の黄金世界はよかった
これが遺作かな?
凄い終わり方だったのは患ってたから書ききれなかったのか
>喪主は母、美代子(みよこ)さん
何歳なのかすら?
オリンピックが近いのに日暮熟睡男はどうなってしまうんだ!
木曜ドラマストリート見返すか
相築彰子好きだったな〜
黒沢ひろみもね
当時オシャレというか文化の最先端の人だったが、スゲー面してるなって思ってたわw
>>11
原文の「春はあけぼの…」を
普通は「春はあけぼのが良い…」って訳すんだけどこのおっさんは
「春ってあけぼのよ!白い雲がたなびいていて素敵!」
みたいにギャル語調に訳した
古典に新しい命を吹き込んで現代に蘇らせた名著ってわけよ 今読んでもわかりやすいブレなさのギャル語。語調も内容ももはや古びようのない不朽の名作。
図書館に入ってると思うので良かったら読んでみてね。合掌。
1日平均3750人もの人が死んでる国だからね。
俺も早く死にたい。
マジか…。
「これも男の生きる道」は
引きこもりの皆には
是非読んでほしい。
男の自立とは 何か?
男の自立とは家事をすることではない。
自立とは自分で考えて何でも自分でして、
そうして人から嫌われることであると。
駒場祭のポスターで
天才東大生として注目されすぎ、期待されすぎたな。
どの分野もそこそここなせたが、
期待に届かなかった。
>>6
日本を代表する知性
血管の難病を患ってたようだけど、惜しい人をなくした 絵が上手い早大生とか慶大生は腐るほどいるけど
東大だと大騒ぎされるから不思議だよなあ
>>142
小説家としてはいまいちだったけど、古典の現代語訳や美術評論ではトップクラスだよ
日本を代表する思想家と言っていい もっと年輩の人だと思ってたよ
窯変源氏物語も古典関連のエッセイもすごく楽しませて貰った
源氏が面白かったから、次にと思って電子書籍で双調平家物語全16巻集めたまま積んでるので大事に読もう
ご冥福をお祈りします
>>37
にっかつバージョンはその人
フジテレビ制作版は別の人 >>146
腐るほどいるから騒がれないんだろ
プロ野球選手とか俳優とかでもそう >>80
このひとは分析がかなり鋭くアーティスト的な感性もあったのでエッセイは良かった
ただし虚構の世界を構築する能力に欠けていたので小説はつまらなかった
編み物だのイラストだのの才能には恵まれていたので天才には違いなかった、合掌 橋本治さんを知ったのは「蓮と刀」でだった
漱石の「こころ」への、意外だけど筋の通った解釈
お母様がご存命というのには驚いたけど
かつて「おはなはん」が放映されてた頃
朝の九時過ぎに主題歌のレコードをかけて
お母さんを慌てさせるいたずらをしてた
…っていうのは妙に印象に残っている
桃尻娘シリーズは文庫にもなってるけど
「ハイスクール八犬伝」が何故か再版されてない
(たぶん文庫化とかされてないはず)
その中で、自分をモデルにした人物が自殺するシーンを書いて
「あ、こっちのが正しいかも…」って思ったとか
積極的に読むことはなかったけど、どこに載ってる文見ても全く合わなかったな
>>5
まじ?
申し訳ないけど、ルックスが不自由だったから、独身だと思ってた。
合掌 「恋愛論」とか、なんちゅ読みにくい文章書くんやと思ってたら
あれば講演の文字起こししてるだけやったんやな
有吉佐和子と異常に仲が良くて、笑っていいとも!の有吉事件の時、有吉からの友達紹介が橋本だった
なんということだ。ほんとうになんということだ。
謹んでRIP。いや、なんということか。
本当は今日は2ちょんには来るつもりはなかったんだが
この知の巨星の訃報にはスレに書き込まずにはおられんね。
これは本当にひどいショックだ。
去年のあなたの思い出が
YouTube からこぼれてきます
春って曙(あけぼの)よ!
だんだん白くなっていく山の上の空が少し明るくなって、紫(むらさき)っぽい雲が細くたなびいてんの!
夏は夜よね。
月の頃(ころ)はモチロン! 闇夜(やみよ)もねェ…蛍(ほたる)が一杯(いっぱい)飛(と)びかってるの。
あと、ホントに一つか二つなんかが、ぼんやりポーッと光ってくのも素敵(すてき)雨なんか降(ふ)るのも素敵ね
秋は夕暮(ぐれ)ね。
夕日がさして、山の端(はし)にすごーく近くなったとこにさ、烏(からす)が寝(ね)るとこに帰るんで、三つ四つ、二つ三つなんか、飛(と)び急いでいくのさえいいのよ。
ま・し・て・よね。
雁(かり)なんかのつながったのがすっごく小さく見えるのは、すっごく素敵(すてき)!
日が沈(しず)みきっちゃって、風の音や虫の声なんか、もう…たまんないわねッ!
冬は早朝(つとめて)よ。
雪が降(ふ)ったのなんか、たまんないわ!
霜(しも)がすんごく白いのも。
あと、そうじゃなくても、すっごい寒いんで火なんか急いでおこして、炭の火持って歩いていくのも、すっごく“らしい”の。
昼になってさ、あったかくダレてけばさ、火鉢(ひばち)の火だって白い灰(はい)ばっかりになって、ダサいのッ!
だんだん自分が直接に影響受けた作家が
物故者になっていく年齢になってしまった
橋本治自体の問題なのかよく分からんが、この手の人達って「文系ジャップの内輪ネタ」感が強くてどうも受け付けん
駒場キャンパスの生協でサイン会あったな。
『完本チャンバラ時代劇講座』は名著。
お蜜柑姫の行く末が気になる。
>>108
帰ってきた桃尻娘
&index=4&list=PLNRA2FCqPvRHbI0tgQwANhXackS7av46n
BGMが秀逸 大学入学した頃のフワフワした感じが懐かしい >>1
追悼特集で桃尻娘とかやらないかなぁ。
愛の矢車草のドラマももう一度見たいけど、内容が内容だけに再放送は絶望的だろうな…。 >>164
有名だけど何故か電書化してないよねこれ 「頭が良い人」というより
読んでいる人達にインテリ的な優越感を与えることのできる
ズリネタみたいな文章を書くのが上手かった人
そしてスレでは例によって自称愛国者のネトウヨの馬鹿どもが
ここぞとばかり悪口雑言のつき放題で訃報スレでまで嬉々としてわめいているな。
本当に2ちょんねるってのはネトウヨの恥知らずどもの醜くさ卑しさ表現しているスレには事欠かないな。
ここのネトウヨどもは自称愛国者にして日本史や日本文学や日本文化、
あるいは同時代の世相時流や政論社会論を論じるのは好きなんだろ?
だったら橋本本は必携必読文献のはずだけどな。しかしスレではかくの如しだよ。
まああの膨大な文書群の一端に触れてりゃネトウヨにはなるまいがね
もちろんいつもならこのスレで暴れまわるネトウヨどもをdisって論破したいところだがその気もなくなるよ。
むろん、ネトウヨのような下賤な奴らの性根が再確認出来たって点では価値あるスレだけど。
この人の著作には本当に煮詰まってたときに救われたから思い出深い。
実際、精神的に死に掛けてたからな。
もう一冊って思ってたけど、これも運命だね。
>>14
つまりお前が殺した人とこれから殺す人リストってこと?通報したほうがいいのかな 写真時代で連載してた人生相談が面白かった
多分質問も自分で作ってた
たとえ世界が終わっても その先の日本を生きる君たちへ (集英社新書)
読んでおくといいよ。
>>171
IQが10違うと会話が成り立たないってやつね
この人の本を読むと孤独が癒やされた 橋本治の愚痴ともなんとも言い難い与太話を喜んでいた人間が
市井の人に伝える言葉も持たずに
ネトウヨだのヤンキーだのとブツブツ呻くようになった
その意味では弊害は多かったな
桃尻娘の竹田かほりが、甲斐よしひろ夫人だったのは驚いた
>>161
橋本治による有吉佐和子最晩年の話がのってる作品は「誰が彼女を殺したか?」だね
『恋愛論』所収だけどあれ、たしか今の版の『恋愛論』にはのってないんじゃなかったっけ?
ウリは持ってるけどね、昭和61年版。
で、この訃報を聞いて最初に思い出した橋本作品がこれだったね。
有吉佐和子の訃報を受けてかかれたこの文章はさ、
最後「どうぞ有吉さん、いつまでもお元気で」で結ばれているんだよな。
まあこの度の訃報についてファンとしては、この言葉を援用するのがいいんだろうな。
いつまでもお元気で、てね。 この人の「暗野」っていうSFっぽい幻想小説が面白かったんだけど
読んでる人少なさそう
若者の反応
「こち亀の連載どうなるんだ!」
「大阪都構想終わったな」
まあスレで暴れているネトウヨの如きはどうでもいいんだが、
>>177
えっ? それは本当に?
橋本人生相談といえば『親子の世紀末人生相談』でしょ。
文庫版タイトルが『青空人生相談所』でしょ?
何で知ってるって? ウリはどっちも持ってるんだなw
で、プレイボーイの人生相談はいろいろな作家が書いているけど、これが最高だね。
いや別に橋本スレだから訃報スレだからいうんじゃない。昔からそう思っている。
その橋本人生相談にチミの質問が載ったと、そりゃすごい。
まあ話題が話題だからどの質問だとかは訊かないがw
そりゃすごい体験をしたね。今夜はこれを読み返すとしよう。 >>185
「私はあなたに教えたかった。この世には醜いものがあるってことを」
だったっけか >>185
読みました
人がどんどんどんどん壊れていくところとか、もうね 『桃尻語訳…』は、NHKの「マンガで読む古典」シリーズの先駆けになった、「マンガで読む枕草子」の原案だったよね。当時楽しくて毎回楽しみにしていた。
ご冥福をお祈りします。
>>189
いや、質問も「回答者」である橋本治さんが作ってた、ってことでしょ 橋本治の本の
「○○はバカだよねえ」といった感じの文章を読んでいると
「この文章を読んでいる俺様は頭がいい」というトリップ感がある
>>186
ひらがな日本美術史はね。日本美術史通史の傑作ですよ。
あの芸術新潮のひとそろえだけで趣味の教養としちゃ十分じゃないかね
逆に言えばここ2ちょんねるで愛国だなんだのいっているネトウヨはそれすら知らないし、
そのネトウヨを日本美術史ネタでロムパするのはあれだけ抑えてりゃいいともいえる。
最初のテーマが「埴輪」で、最後のテーマが「亀倉雄策の五輪ポスター」だっけ?
途中奇想派の作品なんか散りばめちゃってね。よかったよなあ。本当によかった。
しかし五輪ポスターで思い出したが、橋本先生のさ今度の五輪評、読んでみたかったな。 作家風情を大先生と持ち上げずに、卑しい売文業としてその地位を低くした中国は先見の明があるな
70歳か、結構早いなあ
桃尻枕草子はなかなか衝撃だったしな
林美雄のパックで知ったと思う、何冊か本も買ったような、桃尻娘のラジオドラマを
聞いたような、もう40年以上前か。
>>184
私はクイーンだからあなたはキングにならなくてはいけない話か 貧乏は正しいは文章がすごく回りくどいしまどろっこしいんだけど面白かった
誰にでもなんとか分からせてあげようと苦心惨憺してくれてた真面目な作家
>>195
ああ、そういう趣旨ね。ご指摘カムサ
まあ実際のところはわからんけどね
それと>>189セルフ訂正だけど橋本人生相談の初出はプレイボーイじゃないや
プレイボーイも色々な作家の人生相談コーナーやってたけどね。
たしか今東光和尚の『極道辻説法』とかそうなんじゃないかな
橋本人生相談は「SALE2」と「写真時代」みたいね。まえがきに書いてあったw >>189
>プレイボーイの人生相談
今東光が最高
異論は認めない これなぁ
ワイの父親には
自閉傾向があって回避性パーソナリティがあるんだけどさ
「も、桃尻語訳!!」
と台所で絶叫してぶるぶる震えてた
ワイを説教したかったらしいけど察してほしいってとこだったんだと思う
桃尻って言葉から中身を完全に勘違いしてた模様
大学出てるけどリアル馬鹿だから枕草子も勘違いしてたから話が通じなくて
エロ本のことだと決めつけて怒り狂ってるらしいんだが
そんな気持ちを察してほしいみたいな
顔どす黒くして、ぶるぶる震えて
嫌な思い出を思い出してしまった
本当にに気持ち悪い親
桃尻がどうとか言われても「誰?」だったが、ああ、あの「とめてくれるなおっかさん」の人か。
昭和は、ますます遠くなりにけり。
合掌。
>>204
それそれ、よく知ってるね。
前述の通り『恋愛論』の最近の版には載ってないていうからね。
知る人もあんまおらんだろうとおもっていたら、いや、2ちょんは広いですな。
クイーンたる有吉佐和子の最期が53歳でキングになりますと宣言した橋本治が当時35歳
それからクイーンの行年を超えて、往時の倍生きたわけだけど、まあ、なれたと思うよ。キングにはね。
この訃報をいたむ人士の数がまさにそれを表現しているよね。 橋本治の最高傑作は「アストロモモンガ」でしょ
編集者くずれっぽい安いヨイショ発言は逆効果だから見る価値なし
>>205
有名なコピーが「貧乏は正しい(けれどつまらない)」だっけかな
これはしばしば引用するんだけどまさにその通り。
ついでにいうとチミの評価(?)するあの橋本節全開な時評が
広告批評に載っていた巻頭コラム、『ああでもなくこうでもなく』だね。
今では旧聞に属する小泉改革とかあの頃の時評だけどこれも今も読む価値あると思うな。
同時代の話をしているようで普遍的なんだよな。深いっていうかさ。 5chは既に在日チョンに買収されているのをご存知ですか?
在日チョンの5ch運営が規制してリンク貼れなくなってしまったので、
「2chの譲渡先、5chの代理人弁護士は通名のしばき隊員」で検索してみてください
そして、在日チョンのバックに居るのは売国政党の立憲民主党です
在日チョンが5chを買収して、売国左翼や在日チョンにとって有利な世論誘導しようと企んでいます
5chのあらゆる板でジャップがどうのとかほざく、日本人卑下する奴とか、「アベは売国奴だー アベは統一協会だー」みたいな頓珍漢な政権批判するレスが異様に増えたと思いませんか?
売国政党の立憲民主党の支持母体の一つは在日韓国人組織の民団です
そいつらが5chを買収した在日チョンの背後にいます。↓民団と連動して動いている売国政党の立憲民主
在日チョンの帰化議員がワンサカいる売国政党の立憲民主党
↓
「竹島は日本の領土ですよね?」立民・白真勲(ハク・シンクン)議員を再直撃! 徴用工判決には「コメントできない」連発…
在日韓国人組織の民団は立憲民主党の支持母体の一つ。売国政党の立憲民主に絶対に気を許してはならない
↓
在日本大韓民国民団の中央本部新役員と意見交換 - 立憲民主党
5chの運営がチョンに買収されていると、とっくにバレている以上、完全記者制というシステム止めるべき
チョンに買収されている運営が全てのスレ立てをコントロールするとかありえない
.
.
.2.01+634
こんなスレにまでネトウヨ連呼厨がw
橋本治は右とか左とかあまり関係ない人だと思うんだが、橋本治を知ってるということは、
結構、高齢だったのねw
あと、スレでも出てくる「とめてくれるなおっかさん」ポスターはね
一昨年、千葉の博物館でやった学生運動展で展示されてたよ。
もちろん原画じゃなくて当時掲出されていたポスターの方だけど
これはね、橋本治画集にも載ってたな。なつかしい。
>>207
今和尚の「極道辻説法」に対抗できるのは橋本人生相談は別格として
「ソープへ行け」で有名な北方「試みの地平線」しかない、と思っていたが
よく考えたらあれ、ホットドッグプレスなんだよなw
今の今までプレイボーイだとなぜか思っていたがw うちのかみさんが熱烈ファンなんで、当分落ち込みそう・・
30年以上前、石神井公園駅北口前の小さな文房具店に、この人のサイン入り色紙が飾ってあって、近くに住んでいると知って驚いた。
謹んでご冥福をお祈り致します。
連投失敬、ってかここまでのビッグネームの訃報でもうスレが終わりかよ
自称愛国者のネトウヨども、今からでも遅くないから橋本本を読んで
日本文学、日本史、日本社会について読書勉強しる
>>215
ご高齢、ご高齢、ご高齢って言うほど古い作品を上げているかな?
有吉佐和子のネタが入ってるくらいだから恋愛論は古い作品だわな。
人生相談も古いか。あとはなんだ。
そこらのスレで書いているオウム事件について書かれた『宗教なんかこわくない』も
20世紀の1年ごとを1つのコラムにした『二十世紀』も……2019年からすると古いなw
ベストセラーの『上司は思いつきでものを言う』も…2004年? 15年前!?
さっきもちょいと書いたけど、古い作品でも今読んでもなお考えさせる深さ
時評のようでいて深い普遍的なことについて書かれている。そして何より今読んでも面白い。
だからじゃないの、橋本作品が今なお読み継がれているのはさ あーコイツ早く死なねえかなー
って思ってたんだw
笑ったw
>>223
たしか加藤和彦も喪主は母親じゃなかったかな?
こちらは自殺だったわけだが団塊の知識層は親不孝ぞろいのイメージしかないな 良くも悪くも「89」に出会って人生が変わった。
出会わなかったらどうなってたかも今となってはよく
わからないけど、これだけ影響を受けた人はいない。
作家でも評論家でもない。もっとも影響を受けた
「人」だ。合掌。
信じられない
榊原玲奈の桃尻娘、いちぢくボーイや瓜売小僧、おみかんひめ、おもしろかったわ
女優について語った「虹のヲルゴオル」も好き
お母様が喪主ってつらいな
ご冥福をお祈りします
どう考えても90前後のお母さんが70の息子を見送るってのは大変だなぁ
窯変源氏の光君視点の語り直しが面白かった
小道具類の豪華絢爛さをおもいっきり書き込んでるあたりが好きだった
>>224
ごめん、言い方が悪かった
ご高齢というのはネトウヨ連呼厨のことね
もっと思慮分別の足りない若い子がやってるのかと思ってたから、ちょっとショックw
橋本治は高校生の頃、「ぱふ」というマンガ関係の雑誌にマンガ評論(その後「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ」という
本として上梓された)を書いてる変な人という印象だったんですが、SFマガジンにおいて私の好きなSF作家というお題で
特集が組まれたときに橋本治がカートヴォネガットの名前を挙げてたのを見ていい人だな、とw
その後、「秘本世界生卵」で衝撃を受け、以来、今に至るもファンのままですね
今も、「権力の日本人 双調平家物語ノート1」を読んでるところですが、双調平家物語を読み終わって数年経ってるので
人の名前がよくわからんw
まぁ、最近のエッセイ「たとえ世界が終わっても」などは衰えが目立っていたのでしょうがないという気も >>235
確認できました。ありがとう。
辛いなぁ。 今までの時代は
欧米の先進国のやり方、
考え方を真似ていれば良かったと。
だけど、先進国に追い付いた現在、
今後はどう生きるか?とか
社会のあり方とか、外国から
パクってくるのではなくて
一から考えなくてはいけないと。
そういう時代に生きてると
ええええええええええええ
すげえショックなんですけどおおおおお
>>234
ぱふで、大島弓子の「綿の国星」のパロディみたいの書いてなかったっけ?
最後にケープを思い出す話のやつ。 世代外してるけど、懐かしい
この人は全く東大って感じしないんだよな
俺にはこの人の評論は難しくてよくわからなかった
小説は面白かったけど
合掌
>>241
あれは「日出処の天子」とか「エースを狙え」とかごちゃ混ぜじゃ無かったかな
サブカル批評は渋谷陽一もやってたけど絵筆で実践するのがこの人の才能ではあったよね >>234
???
ネトウヨ連呼厨ってのはウリのことを指していると思ったが…まあいいか。
本っていうのはさ、少なくとも紙の本であれば昔出版されたものだって今も読めるわけで、
ある本を読んだからといってその年齢を同定できるかといえば、疑問だけどねw
んで、繰り返すんだけど、古い本によっては経年によって内容が(まあ外装がといってもいいけど)
時代遅れになって読むに堪えなくなるものもあるよ。っていうかそういう本が圧倒的大多数だけどね。
でもその一方で大抵の橋本作品がそうであるように、何十年たっても一向に価値が減価償却しない
そういう本ってあると思うよ。だから勧めてんだけどね、このスレでさ。
ちょうど今、元号変わりだってんで中野翠との共著『二人の平成』読んでたんだけど
改元のエッセイコラム、読んでみたかったな。 この世代の中で間違いなくトップクラスに頭のいい人だったよなあ
シンデレラボーイシンデレラガールは何十回と読み直したし、サイモン&ガーファンクルズグレイテス・ヒッツなどの短編集で見せた煌めきには
今読んでも泣ける自信がある
>>1
七十歳かぁ〜早すぎるね
ご冥福をお祈り申し上げます 合掌 >>247
そのサイモン〜の中に金属バット殴打事件を
モチーフにした短編がなかったか。
衝撃的だった。 >>226
未婚で70前後で死ねば、一般に男親より長生きする母親が喪主になる確率が高い
病気を苦にして母親に殺してもらった駒沢敏器のような例もあるが >>155
作品読めばゲイだってわかるよ。
喋りもオネエ言葉だったし。 桃尻娘シリーズは面白くて全部読んだな
ホモ丸だしになってからはあまり好きではなかった
ついでにちょっと驚いたのはさっき書いた昭和61年版、1986年すな、の
『恋愛論』講談社文庫だけどだいたい300ページで340円なw 消費税なんかないぞ当時w
しかもこの当時の文庫は奥付に値段が書いてあるんだなw 今はカバーだね。
同年の『親子の世紀末人生相談』四六版で400ページ1500円。
33年たったわりにはそこまで変わらないな。
まあ文庫の方は今はそんな値段じゃ全然ムリポだけど。
>>241
ありましたねぇw
ゴミ拾いしてるやつしか印象に残ってないけどw
>>246
まぁ、読んで欲しい本というお題で言うなら、「浄瑠璃を読もう」とか「ひらがな日本美術史」ですかね
日本文化が持つ豊かさをわかりやすく教えてくれる人はこの人しかいなかったから、とても残念 「完本チャンバラ時代劇講座」
この人何でこんなに時代劇に詳しいのか不思議だったわ
Kindleで全集出してくれないかねえ、ひらがな日本美術史もまた読んでみたい
団塊世代の競争率の中で東大に入るって相当頭いいぞ
おまけに早生まれ 17歳で東大受験を突破している
>>226
加藤和彦は団塊よりずっと上だろ
橋本はど真ん中だけど 元カノが大ファンだったっけ。思い出した。
お互いトシをとっちまったなぁ。今頃どうしてるのやら。
>>253
ホモで肺炎つーとHIV(カリニ肺炎)か? >>257
しかも日比谷や戸山や西などではなく、自宅に近い普通の都立高の出身なんだよな
自由に好きなことやって遊んでて、気がついたら東大に入ってたみたいな
今の時代なら、他に選択肢もないのでとりあえず理Vに行く灘高生のような
桁外れの天才感を感じる >>255
ひらがな日本美術史はマストだね、これは
ここのスレにもどっかに書いたけどさ。
で、浄瑠璃か、そっちの本は読んでないかな。
その手のネタだと『大江戸歌舞伎はこんなもの』が面白かったな。
扉絵のイラストも本人なんだけどさ、毎回毎回「第〇回」って表記が織り込まれていてね
とても面白く素敵な本だったな。ちくま文庫で2006年、260ページくらいで700円だね。
あの、スレで出てくる本ってのは読んだものも多いけど、それでも半分くらいだな。
で、持ってるのはさらにその半分だから図書館派はこういうときにきついんだな
>>256
これは読んだ記憶があると思って検索したら、そうそう表紙がセーターなのなw
セーターの本も出していたよね。「手取り足取り男の編み物」ってねw
編み物ってかいてニットとよむんだっけかなw これはさすがに読んだことないがwww >>257
豊多摩高校でしょ。普通ならこの学区は西高。文III なら数学零点でも通る。
実家が庶民派だから、東大の主流からは外れている。
今は上流中産階級の子弟が普通だから、男の子でもピアノやヴァイオリンを習って
プルーストなんか読んでる感じ。
平野玲音ちゃんなんか、チェリストでウィーンで活動しているけど学部・院も東大だし。 一番好きなのは「虹のヲルゴオル」かな
ジューン・アリスンの章とソフィア・ローレンの章が感動的だった
あと「恋の花詞集」も好きだった
歌謡曲論がそのまま昭和史になってて胸が熱くなる
三島由紀夫論も、オウム事件の時の宗教論も凄かった
天才だと思う
合唱
親より先に死んではいかん
80年代は一世を風靡した人だったのにその後どうしてたのか
合掌
>>262
ジュリーの写真がそのままセーターになるのは凄かった
プリントするのと違って退色の心配がないから画期的な技術だよね
「男も家事一般できるようになるべき」ってのは今の風潮の先駆とも言えるかな >>184
別れ際に「橋本治、バンザーイ!」って何度もしてくれたとか
訃報は辛かっただろうね
感性は性別を超えるんだと思った >>106
今年になっていちばん笑ったレスw
腹イタイw >>270
宮崎駿にエッセー尾形も豊多摩だよね
偏差値だけで計れない個性ある校風なんだろうね あとまああれだ、古典の現代語訳としては
桃尻枕と窯変源氏、双調平家なんか有名だし、
絵本徒然もまあ知ってる人は知ってると思うんだけど
たしかね、古事記も出しているはずなんだよ。全訳じゃないけどね。
あれもよかったな。
案外ありそうでないんだよね、楽しく読める古事記現代語訳ってさ
>>270
当時の文Vって理系の素養ゼロでも入れたのか
今と違って「カタワ」や「アスペ」にも赤い門は開かれていた
正しい意味での多様性を持ち合わせていた時代だったんだなあ 昔、よくこの人のエッセイを読んでた
ロバート本とデビッドマッコラムは名作
合掌
>>279
自己レスだけど、
エッセーじゃねえや。
イッセー尾形ね。 窯変源氏物語は面白かったが、やっぱり源氏物語に宇治十帖は要らんかったと改めて思わされた
>>284
いま調べたら、谷川俊太郎も出てる
やっぱ何かある高校なんだろうな >>196
「…って読んだアナタはそう思ったでしょ?
でもそれ違うから。オレそういう勘違いキライ。」
みたいなの延々繰り返してるときに離れた >>276
あれはね、よかった。とても印象深い。
今読み返したけど、橋本治もいっしょにバンザーイバンザーイって高円寺の駅でやって
「じゃァねェ!」ってわかれるのが最後になるんだよね。
日付も書いてある1984年6月6日の午後8時ごろだって。本当にいい話だよな。
感性は性別を超えるというのは貴見の通りだが、
これに付言すればやっぱりね、よき挿話は時代も超えるんだよ。
四半世紀たってもいいものはいいんだからさ >>282
そういえば東大って学生運動のせいで入試が中止になった年がなかったかな
駅で当り前のようにフーテンが転がってたりとかデタラメな時代でもあったはず デヴィッドヒャッコラムのイスラム圏で俺たちひょうきん族は成立するかって面白かったな
>>283
デビッド100コラムやで
2冊合わせてナポレオン揃い 豊多摩高校は旧制十三中なので、十中の西高との間に「格」の上での差はないんだよね
当時は都立>>>開成・麻布・武蔵の時代だったし、ランク的には二番手といってもほぼ同格のような感覚だったんだろうね
>>283
即興で調べないで書くが
それはデビッド百コラムじゃなかったかね
ロバート本はその通りwww
80年代当時はコラムブームとかあったというよな
そういや往時のコラムの名手、泉麻人が62歳。橋本治と8つしか違わないのか。
よく考えればそうなんだが、意想外の感はあるなw >>298
橋本がまさにその世代だよ
彼が入学した翌年が東大紛争で入試中止
その時に書いたタテカンのコピーが有名な「止めてくれるなおっかさん」 このスレ見てて進学や引越しで文庫を捨ててしまったのがつくづく悔やまれるわ
黄色い背表紙の講談社文庫で揃えてたのに
今は実家に窯変源氏と平家くらい
竹田かほり
>>304
自分が好きだったコラムニストは中森明夫
新人類と呼ばれた彼ももう還暦近い年齢なんだよなあ >>113
!!やっぱり!!
なんか既視感があるけど正体がわからなかった 成程
アストロモモンガを最初に読んだ
挿し絵でゲラゲラ笑えた 思い出してニヤケてる
宗教なんか怖くない も 助けられて勇気付けて貰った >>314
トンガリキッズの人だっけ? 「おたくの研究」は読んだような。
しかしまあ新人類も往時はやったニューアカなんて言葉もあったけど
「新」という字をみるだけで
なんというか感慨深いものがありますなw
で、ウリにとって>>307 に相当するのが泉麻人の作品群なんだよな。とっときゃよかったなあ。
スマホの普及する前の時代ってさ、電車やバスの暇つぶしとか最適だったよな、コラム
マンガ雑誌とかだと嵩張るからね。文庫のコラム集が一番よかったな。
橋本治のコラムや短いエッセイもね、車内やホームで読むにはよかったよとても。 桃尻娘ってホモが出てたけど
作者がホモだったんだな
『蓮と刀』にショックを受けて、しばらく追い続けたけど、大学受験の忙しさも手伝って疎遠になってしまった。
そのあと彼の書いた「小説」をいくつか読んだが、こころに響くものは無かった。
青春の思い出のひとつ、ですな!
止めてくれるな、おっかさん
背中の銀杏が泣いている
東大の五月祭のコピー。
健さん風のイラスト付きでさ。
面白い学生が居るんだなあと思ったもんよ。
俺も東大行きたかったけど、結果行けなくて幸せだったかな。
あの集団の中で尻の方をうろちょろしてたら腐ったろう。
>>321
今こんなコピー出したら女子学生にぼこぼこされるわ 橋本治って久し振りに顔写真みたけど
水木しげるのマンガの登場人物みたいになっていた。
記事で学生運動なんたらってあったから
どうせ糞サヨクだろ
>>106
前にテレ東にいた繁田アナは、大竹まことの番組で記事を読まされ「射精」「勃起」を繰り返して音読していた。 1960年代後半。
この人の時代の東大文系はバカでも入れた。
今なら日東駒専とかそういう感じ。
オネエだからモモジリ感覚が中年まで保たれたんだろうか にしても逆縁というのは気の毒だな お母ちゃん長生きすぎ
>>327
戦後ベビーブームで受験生の数が一番多い時代だろ。
馬鹿も休み休み言え。 >>99
> この人の東京論は面白かったわ
そう、最高傑作だと思う。
超高層ビルは壊して世界最先端の低層都市にするのがナウ、みたいな。 >>112
>「桃尻」とかどういうセンスなんだ。それがいいと思うところがもうムリだわ。
ももじり「ももじり」の辞書の結果
【桃尻】
馬に乗るのがへたで、尻(しり)が鞍(くら)によく定まらないこと。 オカマだったんだよな
長いリボンをなびかせたバラの花束
ご冥福
>>329
受験生の数が一番多いのは氷河期。
橋本の頃は高卒が当たり前で、中卒もごろごろいた。
男に限っても大卒は2割いたかどうか。 どんぶらこ〜 どんぶらこ〜
わたしゃ16 ももじりムスメー
(はっ ももぢり ももぢり)
ガッショー
>>33
1980年代は、トレンディだったんですよ。
甲斐よしひろ夫人が橋本先生原作の主演映画に出ていた。 >>168
ぐ・・・
80年代の、ボロアパート(つっても当時の学生にはまあまあ普通の環境)でのセックス
とか、なんでこんな懐かしいんだろう。 トラックドライバーと家出してきた専業主婦のレズカップルの話がよかった
悲しい話では母親とその男に虐待されて死ぬ男の子の話
救急で運ばれて最後にナースの優しい暖かい手に手をくるまれて「お母さんに優しくされた」と思いながら死んでいく
>>340
親不孝ここに極まるって感じだな。長期介護でもしてたんならともかく。 RCサクセションの仲井戸麗市と親友だったのは意外
(チャボの番組にゲストで出て古い付き合いの友人って感じだった)
似非インテリばかりのの業界で
本物のインテリだった人
この人の文章をちらっとでもよんで
「あ、天才かも」と気づかなければ
そいつはバカ。
>>343
70の息子(それも独身のホモ男)の喪主を努める母も可哀想やな 白夜書房のエロ本の人生相談が最初か
最近の本で、病院の行き方が分からず
友達に教えて貰って色々みつかったと
書いてあったなあ。
チャボのテレビが最後か
R.I.P.
創作は流し読みして終わってしまったまま散逸さしたり、処分しちゃったのがなぁ。
まだ中学の頃だけども、オウム事件を題材に宗教論を展開したのを読んだのが本当に衝撃で、人生の転機になってしまったよ…。
論文なのに軽妙洒脱、何年経っても古くない、画才も詩才ももの凄い人だった。
ご冥福をお祈り申し上げ候。
電子版で出てたら、まとめて買ってドハマりしてしまいそうだ。
「浄瑠璃を読もう」や「義太夫を聴こう」で知った作家
文壇に入るまでは食うために色々とラノベっぽいものまで書き散らしてたけど、いったん入ったら皆無かったことにしたよな。
>>166
本読めないのに無理に来なくて良いからww
このイラストは好きだった
「とめてくれるなおっかさん」というフレーズは結構流行ってたな 小説はあれだったけど、批評と人生論は学生の頃よく読んでたな。ゲイのかただったけど、少年の
性欲からはじまる論調はそれなりに斬新だったし説得力あった気がする。ストイックな人だから、
「あしたのジョー」の評論はよかった。 安らかに・・・
>>355
この当時の東大は、反社会的でヤクザとも共感していたアウトローな空気があったね。
インテリで不良、とことん喧嘩に強いイメージ。 文体がクネクネしててなかなか話が前に進まない人だったよね。
双調平家物語は文体が美しかったな
ごきげんいかがですか水野晴郎です!
さあ今夜はお待ちかねのポリスアカデミーが再登場!
桃尻語訳とはこんなんだろうか
>>314
山崎浩一と泉麻人かなぁ、宝島がB5版で面白かった時代でもある >>166
> 橋本治自体の問題なのかよく分からんが、この手の人達って「文系ジャップの内輪ネタ」感が強くてどうも受け付けん
朝鮮系ジャップはトンスル語で書き込むべきね おかまだってのは本当だったみたいだな
喪主は母親なんだから
>>318
作者が「木川田クンのモデルは、僕ですね」って何かに書いてた 桃尻娘と聞くとどうしてもAVのタイトルを連想してしまう
>>363
それはピーチヒップバージョンじゃないか 橋本治の顔見た瞬間意識が80年代に引き戻された気分
まあ比較的健康な人でも風邪をこじらせて死ぬケースは少なくない
薬剤耐性の日和見感染菌もいるので馬鹿にはできない
最大のコンプレックスの顔面に癌ができるなんて神様は残酷だな。
うちの母はこの人のことを知らないが、この人の編み物の本を持っている
自分もよく知らないけど、新聞で読んだり本を少し読んだからさみしい
この人の「桃尻娘」とかあのへんの作品って
当時は村上春樹と同じようなもんだったんじゃないかと思ってる
ようは、わざと恥ずかしい小説書いてるんだよな
学生左翼が崩壊してから数年後って
こういう真逆の言動みたいなのが
カウンターみたいに持ち上げられたんだろうな
だからといって今評価しろと言われても難しいわな
合掌
>>339
フランダースの犬だよね
それ思い出すと泣いちゃうやつ この人の本はどれも面白い、頭がいい人
それゆえの物足りなさってのがある
>>132
ほんとこれ
突き抜けた痛さがないんだよね 清少納言だと、「朝帰りとか、まぢありえないんですけど! あんたさー、あーしに会わずに家入れると思ってんの?ありえねーし!」
みたいに訳した感じ?
確か体調のせいで一時活動休止してなかったっけ
レストランで見かけたことあった
教養のある人だったよね、残念、合掌
>>327
あなたがいくつか知らないけど流石にそれは無理 小説には興味なかったが
恋愛論とか社会の解説書はまぁそれなりに青年の役に立つと思う
ズリネタも乏しい若き日に
桃尻映画をやるからと
テレビの前でスタンバイしてたのに
亜湖さんばっかり脱ぎっぷりが良くて
かほりはじらすからテレビの前でモヤモヤさせられた
今観ると1作目と3作目の股旅物は昭和の地方の枯れた風物感があるねえ
当時は青春映画なのにね
>>273
一浪してたはず。高校では受験勉強ほぼせず、高三でも文化祭の準備にせいを出して、同級生(受験生)の態度に憤慨してた。浪人して予備校いったら飛躍的に点数が伸びて東大に、みたいな話を読んだ記憶がある。たしかお姉さんがいらしたような。 >>381
文章から頭の良さ漂ってるもんね
自分はもう少しキッチュなのが好みなので
ハマらなかったが
時代を代表する人だったな…R.I.P 妹の話で
幼女がちーんと鼻をかめば小さい鼻がかわいいなとは思うけど「おお少女の鼻汁よ」とはならないとか読んだ記憶
ロリコンについての文章だったかなあ
>>11
70年代後半に、当時の高校生から大学生になる主人公を描いた青春小説
都会育ちの若者の成長過程を若者言葉の一人称で描く、当時の若者の気質を反映した話で、桃尻娘とは桃のようなお尻の主人公の女の子くらいの意味なのだろう
セックスについての話は当然あるし、にっかつで映画化されたが、女の子がかわいいだけで特にエロではない
主人公を演じたのは竹田かほりで人気があった
テレビドラマでもやってたな
主演の相築あきこはまだ芸能界で働いているんだな >>331
なるほど、本来の桃尻はそんな意味だったのか >>394
やはり俊才なら勉強すれば東大受かるんだな この人は頭で考えたことをそのまましゃべって書いたような文章だった
だから理解に時間がかかった
源氏物語の現代役が好きだったわ
冒頭が 私は美しい で始まったはず
>>402
そういう文体だった
慣れるとすっと入ってくる
30代くらいの時、もう死んでもいいなあ、みたいな時があったと書いてたなあ
そこから紆余曲折して生きる力が出たとか
すごく長寿を全うしそうな感じだった
長生きしてほしかったけど、がんで闘病してたとは
合掌 >>404
いつのことだかもう忘れてしまった...... だったと思うぞ(うろ覚えだが) >>339
>トラックドライバーと家出してきた専業主婦のレズカップルの話がよかった
「愛の矢車草」の中の「愛の牡丹雪」ね この人の短編を読んでいると、本当に心の優しい繊細な人だったということがよくわかる
「サイモン〜」に入っていたそば屋の息子の話とか、なんでもない掌編なのに
30年以上経った今でもまだ心に深く刺さっているよ
>>107
職場の50代の人の言葉遣いがこんな感じ 高校生のときに桃尻シリーズにハマってシリーズ読んでいたが、官能小説と思われていて恥ずかしい思いをしたのを思い出した。
編み物が趣味
これでゲイだと確信したのは昭和だった。
>>331
昔、辞書で意味は調べたことあったが
今見てみると桃尻娘とはどういうことか、なんとなくわかった気がする さっき新聞読んで愕然としたわ。 70歳は早かった。
時代が一個終わった気がした。
>>339 いい年したおばさん同士が抱き合っているのよ、恥ずかしくないの 的な奴だったか。 読んだ覚えがある。
薄幸で物悲しかったな。 くそうるさいLGBTとは対極の同性愛。 >>375 それについてはさんざん生ける無意識で
社会の歯車に甘んじた民草を虚仮にした報いのようにも思う。 糸井重里あたりと一緒に売り出した人だな
「男東大どこへ行く」もみんなもう知らんか
人生相談の本は良かったと思うが新書はダメダメだったな
文学って本当に賞味期限短い
今の人は北杜夫も遠藤周作も知らん
>>423
まあ確かに、返信五分ルールなんて生活に
古典を読む余裕はないよね
それを作ったのは上の世代で、
もう誰も「モモ」の話はしない この人の小説はよく分かんなかった。あれはブンガクだったのだろうか。
小説以外の〜論は好きで、一時、むさぼるように読んでた。
それを大学で日本文学の授業を担当してた先生に見つかって、
「橋本治なんて読んでんじゃねーぞ」的なことを言われたのも、
今ではいい思い出。
マジか。
あんまり読んでないけど、優しい教養人という感じ。
ご冥福をお祈りします。
>>425
節約して浮いた時間で何するのよって大事
窯変源氏読み返したいけど時間だけじゃなく没頭する気持ちの余裕も要るな >>184
>今の版の『恋愛論』にはのってない
読みたーい読みたーい その時のいいとも自体は見たことないんだけどあの追悼文は優しさが滲んでて良かったなぁ
今の版には載っていないのね…
数年前、体悪くして、貧乏な病気の老人と
自分で言ってたけど、
その後も多く新書を書いていたなあ。
書くのがしんどかったこともあるようで
人生最初で最後の口述筆記、
なんてのもあった。
>>423
北杜夫、遠藤周作あたりは、今の
若い人は知らなくても30以上で
それなり教養ある人ならご存知では?
なんといっても佐藤愛子先生が
ご存命だしな。 しかしまあ、そろそろ戦後生まれの人間が普通に寿命で死に始めてるんだな。
窯変源氏物語が好き。双調平家物語も読むことにする。
ニュース見た時
「え?こんな頭のいい人が死ぬの?」
と最初に思った
>>91
橋本治は確か姉妹がいたはず
それに今後全集出す事を狙ってる出版社や、これまで稼がせてもらった出版社も葬儀の応援に駆けつけて実務部分はやっちゃうだろうから
おそらく喪主の仕事は会葬者への挨拶くらいじゃないかな? この人芥川賞獲ってたよなと思ったけど別の世界線での出来事だったようだ
>>431
ウリは>>184 の当人だけどね。そう、まさにこれについて、今日は訂正に来たのよ。
あの調べたらさ、今は『恋愛論・完全版』ってのが出ていて、そこに所収されているみたいね
有吉佐和子の最晩年を描いた追悼文、「誰が彼女を殺したか?」ってね。
しかしその文中で批判されている「笑っていいとも」も既になく
(有吉佐和子のいいともジャック事件なんて今の人は知らんだろうなあ。その内幕が書いてある)、
今や故人となった橋本治による追悼文ってのは今読み返すと感慨深いものがあるよね。
元より表題の恋愛論も、これ講演録なんだけど名作として名高いからね。
これは原著が35年も前の本だけど、落手して一読するに値する名著だと思うよ。 >>423
まあ一般にはそうだろうね。
それでも2010年代にも映画化されているくらいだからまだ残ってると思うよ
北杜夫『ぼくのおじさん』ねえ、まさか映画化されるとはwww
遠藤周作の方はハリウッドでしょ『沈黙』ねw
どちらも名作だけど原著が出て久しいからね。意外なもんですな。
>>432
失敬、アンカをつけ忘れた
>>449 を参照いただければ幸い 昔はよくよくテレビで見かけたけどな。
難しい話をする人ってイメージだった。
今で言う文化人ってやつだった。
>>449
thx
あらあらアマゾンジャンル1位ですよ >>411
上顎洞癌は、副鼻腔炎を放置するとなる可能性が高くなるみたい
橋本さんがそうだったかどうかは知らないけれど、我が身に引き比べて
早めに医者にかかる必要があるな、とは思った
自覚症状がないうちに進行するようなので
あと、最近訳あって最新のガン治療法について調べてるけど
「高濃度ビタミンC点滴療法」ってのが気になる
橋本さんは「医者にお任せ」だったようだけど… ヤングサンデーか何かで読者相手に投稿塾みたいのやってたような記憶があるが…
勘違いかな?
時代とかみ合わないまま、逝ってしまったな
常にういてる人だった
>>423
村上春樹とこの人がデビューしたのは忘れもしない高校3年生の年だった
大げさではなく自分の人格形成に多大な影響を与えた二人だったよ
>>453
癌の転移ではなく、肺炎で亡くなったというのが残念なんだわ
東京医大の口腔外科はいまひとつ摂食嚥下リハビリテーションには
力を入れていない印象があるので >>64
作家って、それでいいんじゃないかな。
でないと、なんか個性が平均化されそう。 >>458
今の人にはきっと受けないだろうとは思うな
圧倒的な頭の良さで「こんなこともわからないの?バカなの?」と畳み掛ける作風だから
ついていけない人からは「上から目線」「マウント取ってる」と嫌われるタイプだと思う この人の桃尻娘のシリーズを読んで
私立文系志望を国立医学部志望に切り替えたんだった
人生変わったな
>>55
あのドラマは録画したやつ何度も見たなぁ。
再放送あれば見たいです >>457
その癌を前述の療法で抑えることができたら
手術をすることもなく、嚥下障害も起きなかったかもしれない
…という事を言いたかった…
もう、すべて終わってしまったことだから
今更言っても仕方ない事なんだけれど、残念だ >>55
敗戦処理をするために呼ばれた「ピーマン白書」も
(橋本さんが関わったのは「第四話」だけだったかな) >>462
外科の先生は、というか口腔外科は歯医者さんだけど
とにかく切りたがる傾向が強いからなあ
保存的な提案が受け入れられるかどうかは
運としか言いようがないんだよね >>454
人生案内を、「もうやらなくていいと確認するために」やっていたよ
たしか十数回目ぐらいでそういう宣言して辞めちゃったの覚えてる >>352
「ハイスクール八犬伝」のことか。学校図書館に置いてあったな。 人生終わってから見ると、渡部昇一と大して変わらない、思い込みの強い文章を垂れ流した人にしか思えない
>>438
今、文庫の在庫がないんだ。ちょっと増刷してくれないかな。 >>467
ええ・・・あれはただのハッタリ屋だよ。 >>142
駒場祭のポスターでの注目ってどんな感じだったの?
週刊誌に載るぐらいしか想像できないんだが、あのポスターの作者ってことで名前が出るぐらい騒がれたの >>473
「天下の東大生」がこんなふざけたポスターを作ったというだけで
名前なんて誰も気にしなかったよ
イラストレーター時代も無名だったし、橋本治という名前が世に出たのは
桃尻娘が新人賞を取って単行本が発売されてからのこと >>474
本を出版したときに、ああ、あのイラストの!って感じですかね
しかし酒飲みでもなかったのに70で亡くなるとは、早期発見なら治癒できてたのかな >>475
癌が直接の死因じゃないからねえ
身体も大きくて健康そうなイメージがあったので
70歳の若さで肺炎で亡くなるというのは予想外だった
抗癌剤や放射線療法の影響で体力や免疫力が落ちてたのかなあ >>107
桃尻誤訳枕草子を読もうとしたが、今どきこんな感じで喋る女なんておらんから
アホらしくなって読めなかった ならば自分なりの言葉で再翻訳すればいい
橋本が教えてくれたのはそういうことなんだぞ
「世間の常識」とか「権威」とか「大人の言ってること」とかの
「世の中の基準」みたいなものを疑わずにモノを考える人には、
自分の信じてること否定されてるみたいに感じられて合わないのかもしれないな。
そういう「世の中の基準」を疑う姿勢や、あと、
「物事を難しく言おうとしない」ってのもあるので、
理系の自分にも読みやすかったし、他にこういう人いないので、とても残念です。
もう一つ。
「オリジナリティー」は、この人のためにある言葉だと思う。
批評家。
小説書いても、現代語訳やっても、全て批評だった。
ピンクのコットンパンツやめなきゃね。
気軽で格好いいとは思うけど。
後ろから見るとまるで桃尻娘だって
彼が言うの。
なんだか日に日に喪失感が大きくなっていくなあ
子供の頃優しくしてくれた近所の人とか、疎遠になって何十年も経つ親戚とか
何かと気にかけて世話してくれた元上司とか、そういう人の訃報に触れると
不義理にしていた分だけ罪悪感や悲しみが大きい
>>227
安井かずみと死別したあと、再婚したが離婚した >>423
遠藤周作は「沈黙」と「海と毒薬」でこれからも残るだろ? 沈黙はスコセッシの映画あってかも知れんが
というか、ほとんどの作家って生きている間だけだな。死んで作品が残ってる連中の凄さよ >>238
結局今でもパクリしかしてないという悲惨な状況。
パクリをやめるくらいなら先進国じゃなくなってもいいくらいの勢い。 >>467
談志は流行り病みたいなものだったけど、橋本治は後世どう評価されるかな
談志は落語家でこの人は作家だけど、どちらも評論家としては抜きん出ていたし わたくしども日本のビジネスマンは、なにゆえに背広を羽織り、革靴を履き、
なぜ、ネクタイを締め、テカテカの顔のアブラを150円のハンカチで拭っているのか。
そしてまた、どうしてオレらは、その顔のアブラを右手経由でマウスの表面に塗りたくりながらでないと、
執務を続行することができないのか。そういったあたりの諸々について、よろしく考えを深めなければならない。
答えは、「革命的半ズボン主義宣言」という本の中に書いてある。私はこの本を、20代の頃に読んだ。
著者は橋本治。初刷の発行は、1984年。1991年には河出書房新社から文庫版が出ているが、いずれも既に絶版になっている。
Amazonを当たってみると、版元にも在庫がない。名著なのに。
というわけで、手元に実物が無いので、詳細ははっきりしないのだが、私の記憶しているところでは、
本書は、「日本の男はどうして背広を着るのか」ということについて、まるまる一冊かけて考察した、
とてつもない書物だった。以下、要約する。
1. 日本のオフィスでは、「我慢をしている男が偉い」ということになっている。
2. 熱帯モンスーン気候の蒸し暑い夏を持つこの国の男たちが、職場の平服として、
北海道より緯度の高い国の正装である西洋式の背広を選択したのは、
「我慢」が社会参加への唯一の道筋である旨を確信しているからだ。
3. 我慢をするのが大人、半ズボンで涼しそうにしているヤツは子供、と、
うちの国の社会はそういう基準で動いている。
4. だから、日本の大人の男たちは、無駄な我慢をする。しかもその無駄な我慢を崇高な達成だと思っている。
暑苦しいだけなのに。
5. 実はこの「やせ我慢」の文化は、はるか昔の武家の時代から連綿と続いている社会的な伝統であり、民族的なオブセッションでもある。
城勤めのサムライは、何の役にも立たない、重くて邪魔なだけの日本刀という形骸化した武器様の工芸品を、大小二本、
腰に差してして出仕することを「武士のたしなみ」としていた。なんという事大主義。なんというやせ我慢。
6. 以上の状況から、半ズボンで楽をしている大人は公式のビジネス社会に参加できない。
竹光(竹製の偽刀)帯刀の武士が城内で蔑みの視線を浴びるみたいに。
なんとなれば、わが国において「有能さ」とは、「衆に抜きん出ること」ではなくて、
むしろ逆の、「周囲に同調する能力=突出しない能力」を意味しているからだ。
以上は、記憶から再構成したダイジェストなので、細かい点で多少異動があるかもしれない。
話の順序もこの通りではなかった可能性がある。でもまあ、大筋、こんな内容だった。
橋本氏の見解に、反発を抱く人もいることだろう。極論だ、とか。自虐史観だとか。
しょせんは局外者の偏見じゃないかとかなんとか。
でも、私は鵜呑みにしたのだな。なんと素晴らしい着眼であろうか、と、敬服脱帽いたしましたよ。ええ。
だから、一読以来、私の考えは、こと背広については、橋本仮説から容易に離れることができない。
そういう目で見てみると、スーパークールビズは、興味深い試みだ。
もしかすると、これは日本のビジネスの世界を根底から変えるかもしれない。
「革命的半ズボン主義宣言」の最終的な結論は、タイトルが暗示している通り、
「半ズボン姿で世間に対峙できる人間だけが本物の人間」である旨を宣言するところにある。
ということはつまり、スーパークールビズが額面通りにオフィスを席巻して、
日本中の男たちがカジュアルウェアで働くことになるのだとしたら、わが国のビジネスシーンは、
それこそ「革命的」な次元で変貌するはずなのだ。
>>14
橋本治の「一時代に何かを成し遂げた人は、その時代の終焉とともに死ぬ」って文章を読んだばっかなので、単純にディスれない。
ほんとにこんな感じになるかもしれないと思う。 >>168
うわー気恥しいw
アパートの匂いとか思い出すw
原作から「低音で毒づくクールな榊原玲奈」をずっと想像してたから、こういう映像作品を毛嫌いして観てこなかった。
まぁ考えてみれば、こんな感じの女の子だったのかもな。毒づいているのはほとんどモノローグだしね。
でも、この醒井涼子は違うw >>491
昭和の終わりを受けて、同時期になくなった手塚治虫などの名前を挙げ、時代の終わりにはその時代を象徴する人物も亡くなり時代とその人が体現していた何がしかの終焉を後から見ると示しているといった内容のエッセイを書かれていたのを覚えています。
まさか平成の終焉と同時期に亡くなるとは思いませんでしたが、橋本治氏が亡くなる事は何の終焉を示しているのか考えてしまいます。 ネット時代にはもう文化人は現れない
オピニオンは不要で情報だけが尊ばれる
信者獲得型の商売はジャニオタとかしかだませなくなった
>>494
逆。増殖してるのは騙されてる自覚のない愚民ばかり。 いやそういう意味だろ
つまり Video Killed The Radio Star
われわれ老兵は死なずともやがて消え去る運命なのさ
>>495
いや今文化人が言うこと誰も信じないぞ
すぐネットで突っ込みが入るから
論文も検索できるから
適当なこと言って人ごまかせなくなった
STAP細胞のウソがネットで暴かれたようにね ただためしてガッテンとか信じるおバカさんは一定程度いる
それは増えも減りもしていない
>>497
それもひとつの虚構なんだよ。
愚民つか人間が怖いのは、自分が欲する情報しか目に入らないことだ。どんなに精緻な検証をしてる言説でも、自分が信じたくない説なら抹殺したり、叩いたりする。しかも顔出しして看板背負ってるプロじゃなかったら、反証もしないでネガコメを増産する。
今までが「殺菌消毒された、不味い少量の割高栄養食(勝手に入れられる偏向調味料つき)」だとすると、「雑菌だらけだけど、好きなものテンコ盛りの無料バイキング(お好みでかけられる偏向調味料つき)」になっただけ。「安全で美味しい無料の栄養食」なんて、大衆相手に普及しない。 震災以降は難病患って表に出てこなくなったためか、この人の本も読まなくなったな
また読み返してみようと思うけど、2011年以降でこれはというのはある?
>>500
「上司は思い付きでものを言う」だったかな、あれ読んで
もう橋本治はだめだ、こんなに頭悪い奴だったんか、と思ったな >>501
埴輪の会社がコンビニを始める、というやつね
思いつきの上司に対して呆れてしまえば良い、というのは処方箋にならんと思ったけど 橋本治に聞いてみたかったのは責任ってどういうことなんですかってことなんですが
その手のこと書いた本ってあったら教えてください
全然、話題になんねんな
時代のアイコン的なブームの時期もあったし
もちろん今も現役だし
過去のブームでもいいし、文化人としてでもなんでもいいが
もう少し知名度高いとおもてたが
文壇的にはあれでもいいが
なにか、ふに落ちない
>>504
亡くなって4日も経つのに、このスレがこんなに埋もれていることがショックだわ
5chの年齢層を考えればもっともっと伸びていいはずだと思っていたのに >>459
おれはバカは嫌い!
とハッキリ言える人で面白かったが
今ではバッシングの嵐だったろう。 いや、バカは嫌い、の言説はありふれてるだろ。
で、当のバカは、読まなかったり、自分のことだと気づかなかったり。
>>281
古事記は児童向けの日本古典シリーズ(色んな著者が参加してる)みたいのの1冊だった気がする
出版社も児童書系か学参系じゃなかったかな
「いつでも買える」とタカを括って結局買いそびれた記憶が >>313
このワク線、薔薇、桃の絵、描いてるの橋本治じゃないかな? >>356
大友克洋論もすごかったよ
「大友は本質を描く人だ」と言うところから、初期短編によく出てくる大学生達(若い男達)がいつも複数でつるんでるのは
若い男は一人で自分の物語を生きるだけの内実をまだ持っていない存在だと大友が見抜いてるからだ、とか
『Fire Ball』でようやく、集団から抜け出し自分を持った若者=主人公が登場したけど社会の壁(ATOM)に潰された
この先は、自分の物語を持ち社会の壁(大人社会?)に挑み自分らを認めさせる若い男主人公の作品を描くしかない、と
『AKIRA』の連載を予期させるような事も言ってた 桃尻娘がどうのこうのってのを学生の頃に読んだけど、
なんか人生観とか恋愛観がこの人とは根本的に違う気がしたわ。
でも面白く一気に読めたのは文章が上手いからなんだろね。
基本とか土台がちゃんとしているって大切だと思うわ。
ご冥福をお祈りいたします。 しかし齢70で母親が喪主とは・・・
ようつべにクリティックスの総集編アップされてるね。燕尾服のやつw
アドレスは書き込めないみたいなんで
探してみてね
河出書房あたりから、全集出ないかな。。。