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成田空港の運用時間延長 決定へ
2019年1月28日 17時17分
成田空港の運用時間をことし10月から延長する案に反対の立場をとっていた地元の2つの自治体が空港会社の追加の騒音対策などを踏まえて受け入れの意向を示し、来月上旬にも運用時間の延長が正式に決まる見通しとなりました。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国と空港会社は成田空港の2本のうちのA滑走路について、ことし10月から現在より1時間遅い深夜0時まで延長する案を周辺の9つの自治体に示しましたが、山武市と横芝光町が「騒音地域に住む人の理解を得るのが難しい」として反対の意向を示していました。
このため空港会社が、住宅のエアコン設置の助成など、自治体が行う騒音対策の費用などの一部を追加で負担する方針を示し、それぞれの議会に説明したところ、28日までにいずれも「やむをえない」などとして受け入れの意向を示しました。
これについて成田空港会社は、「重い決断をしてもらった。今後、東京大会の受け入れ準備などを急ぎたい」と話しています。
成田空港での運用時間の延長は昭和53年の開港以来初めてで、来月上旬にも9つの自治体などが参加する協議会が開かれ、正式に決まる見通しです。
成田空港の運用時間延長 決定へ
2019年1月28日 17時17分
成田空港の運用時間をことし10月から延長する案に反対の立場をとっていた地元の2つの自治体が空港会社の追加の騒音対策などを踏まえて受け入れの意向を示し、来月上旬にも運用時間の延長が正式に決まる見通しとなりました。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国と空港会社は成田空港の2本のうちのA滑走路について、ことし10月から現在より1時間遅い深夜0時まで延長する案を周辺の9つの自治体に示しましたが、山武市と横芝光町が「騒音地域に住む人の理解を得るのが難しい」として反対の意向を示していました。
このため空港会社が、住宅のエアコン設置の助成など、自治体が行う騒音対策の費用などの一部を追加で負担する方針を示し、それぞれの議会に説明したところ、28日までにいずれも「やむをえない」などとして受け入れの意向を示しました。
これについて成田空港会社は、「重い決断をしてもらった。今後、東京大会の受け入れ準備などを急ぎたい」と話しています。
成田空港での運用時間の延長は昭和53年の開港以来初めてで、来月上旬にも9つの自治体などが参加する協議会が開かれ、正式に決まる見通しです。