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秋田 能代の住宅火災 「フラッシュオーバー」発生か
2019年1月23日 4時44分
22日、秋田県能代市で住宅など5棟が焼け、消防隊員とみられる2人が焼け跡から遺体で見つかった火事で、火元の住宅の中では、突然、爆発的に燃え上がる「フラッシュオーバー」が発生した可能性があることが、消防への取材でわかりました。
22日午前7時すぎ、秋田県能代市富町で住宅など5棟が焼ける火事があり、火元の住宅の焼け跡から2人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、消火活動にあたっていた能代消防署の消防隊員、藤田大志さん(32)と佐藤翔さん(26)の2人と連絡がとれなくなっていて、警察は、遺体はこの2人とみて身元の確認を急いでいます。
消防によりますと、2人は22日午前7時10分すぎ、火元の住宅に入り消火活動をしていましたが、およそ20分後に突然、住宅の中から炎と煙が上がり、激しく燃えたということです。
消防は、住宅の中で突然、爆発的に燃え上がる「フラッシュオーバー」と呼ばれる現象が発生し、2人が巻き込まれた可能性があるとみています。
警察と消防は23日に現場検証を行って、原因を詳しく調べることにしています。