0001記憶たどり。 ★
2019/01/18(金) 12:07:29.34ID:FVpQp9kd9証券最大手の野村ホールディングスは、アメリカの投資ファンドと共同で沖縄県に本社がある
オリオンビールを買収する方針を固め、海外展開の強化を支援していくことにしています。
関係者によりますと、野村ホールディングスはアメリカの投資ファンドカーライルと共同で、
沖縄県浦添市に本社があるオリオンビールに対して、TOB=株式の公開買い付けを行う方針を固めました。
オリオン側とはすでに協議を進めていて、友好的な買収になるということで、ブランドや経営体制は
維持したままで野村とカーライルで過半数の株式を取得することを目指しています。
買収金額は、数百億円になる見通しです。
オリオンビールは沖縄県が地盤の国内5位のビールメーカーで、地元では根強い人気を集めていますが、
国内で人口減少が進む中、野村やカーライルのネットワークをいかして販路の拡大など海外展開を強化し
将来的には株式の上場も検討しています。
オリオンビールは、最大手のアサヒビールと資本提携していて、現在、アサヒは株式を10%保有する筆頭株主ですが、
株式の保有は続け、国内販売や商品開発での連携を維持する見通しです。
オリオンビールとは
オリオンビールは、沖縄県浦添市に本社を置く、国内シェア5位の非上場のビールメーカーです。
主力商品の「オリオンドラフト」は、沖縄を中心に根強い人気があり、売り上げのおよそ8割を県内で獲得するなど、
独自の地位を築いています。
平成14年に資本提携したアサヒビールが株式の10%を持つ筆頭株主ですが、個人の投資家を中心におよそ600人の株主がいます。
会社の有価証券報告書によりますと、去年3月期のグループ全体の売上高は前の年より1%増えて283億円でしたが、
最終利益は17%少ない23億円にとどまり、収益力の強化が課題になっていました。