3Dプリンターで仏像の複製
(みやぎ県)
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20190117/6000004220.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
県の有形文化財に指定され、東北地方に現存するものとして最も古い観音ぼさつ像の複製が、
3Dプリンターの技術を生かして作られ、16日、地元住民などに公開されました。
3Dプリンターによって複製が作られたのは、仙台市太白区の十八夜観世音堂の観音ぼさつ像で、
16日、東北工業大学で地元住民などに公開されました。
観音ぼさつ像は、平成28年に県の有形文化財に指定され、東北地方に現存するものとして
最も古い木彫像ですが、盗難や劣化を防ぐため、仙台市博物館で保存されてきました。
地元住民から本堂にぼさつ像を置いてほしいという要望が出ていたことから、
県の委託を受けた東北工業大学が、スキャナーを使って寸法を計測し、3Dプリンターで複製を作りました。
複製は、樹脂でできていて、高さも本物と同じおよそ1メートル40センチあり、
手作業で色を塗るなどして精巧に再現されています。
複製の観音ぼさつ像は5月ごろ本堂に置かれる予定だということです。
東北工業大学の中島敏教授は
「3年弱かかり、なんとか完成にこぎ着けることができた。
多くの地元の人に見たり、触れたりしてもらいたい」と話していました。
01/17 10:10