2019年01月15日 13時40分
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190115-OYT1T50037.html
【ワシントン=黒見周平】トランプ米大統領は14日、自身が大統領就任後にロシアと内通していたなどとする報道に関し、「私はロシアのために動いたことはない。とんでもないデタラメだ」とホワイトハウスで記者団に語り、全面否定した。
米メディアは、トランプ氏が2017年5月にコミー連邦捜査局(FBI)長官を解任したことに関し、FBIがトランプ氏について、ロシアの利益を代弁した容疑で一時、捜査したと報じた。また、17年7月にドイツで行われた米露首脳会談では、トランプ氏がロシアのプーチン大統領との会談内容を隠すため、通訳のメモを取り上げたとの報道もあった。
トランプ氏は「フェイク(偽)ニュースは日に日に正気でなくなっている」とツイッターでも不満をあらわにした。ただ、民主党は通訳を議会に召喚することを検討しており、新たな火種になりそうだ。