縁結びのお参りとして知られる冬の風物詩「三寺まいり」が15日、岐阜県飛騨市古川町であった。町内では高さ2メートルの雪像ろうそくに火がともされ、古い町並みが幻想的な雰囲気に包まれた。
三寺まいりは円光寺、真宗寺、本光寺の三つの寺を詣でる300年以上前から続く伝統行事。明治、大正時代には長野県の製糸工場に出稼ぎに出た娘たちが帰省して晴れ着姿で参拝したため、男女の出会いの場として知られるようになった。
観光名所の瀬戸川沿いでは、華やかな着物姿の女性たちが「千本ろうそく」の炎に照らされながら手を合わせて恋の願掛けをする光景がみられ、観光客らが写真に収めていた。【大竹禎之】
2019年1月15日 21時36分(最終更新 1月15日 21時36分)
https://mainichi.jp/articles/20190115/k00/00m/040/227000c
三寺まいりは円光寺、真宗寺、本光寺の三つの寺を詣でる300年以上前から続く伝統行事。明治、大正時代には長野県の製糸工場に出稼ぎに出た娘たちが帰省して晴れ着姿で参拝したため、男女の出会いの場として知られるようになった。
観光名所の瀬戸川沿いでは、華やかな着物姿の女性たちが「千本ろうそく」の炎に照らされながら手を合わせて恋の願掛けをする光景がみられ、観光客らが写真に収めていた。【大竹禎之】
2019年1月15日 21時36分(最終更新 1月15日 21時36分)
https://mainichi.jp/articles/20190115/k00/00m/040/227000c