時事通信 2018年12月27日14時50分
東京電力パワーグリッド(PG)と中部電力の両社管内の一般家庭などで使用されているスマートメーター(次世代電力計)に、発熱したり異常な音を発したりする恐れがあるとして、
製造元の東光東芝メーターシステムズ(埼玉県蓮田市)は27日までに、計約10万台を交換すると発表した。
これまでにメーター内部が焦げる事故が16件報告されたが、建物などへの延焼はなかったという。
交換の対象は2015年3月から16年9月にかけて生産された製品で、東電PG向けが約9万台、中部電向けが約7000台。生産工程で電子部品にひびが生じる不具合が確認された。
現在は解消されており、中部電管内は19年3月まで、東電PG管内では19年12月までに正常な製品に交換する計画。
該当する製品を使用している家庭には電力会社やメーカーが連絡する。問い合わせ先は、東光東芝メーターシステムズ総務部(0120)996009。(2018/12/27-14:50)
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