0001記憶たどり。 ★
2018/12/26(水) 11:56:14.81ID:CAP_USER9福岡県大野城市のアパートに内縁の女性の遺体を遺棄した罪に問われた男に、
裁判所は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。男は30年以上女性と暮らしていましたが、
本名などを知らず、警察の捜査でも女性が誰かは分からないままとなっています。
大野城市の奥田義久被告(74)は、内縁の女性が死亡したあとも埋葬せず、ことし10月までの1年間、
アパートの部屋に遺体を遺棄した罪に問われました。
検察などによりますと、奥田被告と女性は35年以上前に知り合って駆け落ちし「由美子」と呼んでいましたが、
本名などは知らず、体調を崩し病院に連れて行こうとしても拒否されたということです。
判決で福岡地方裁判所の國分進裁判官は「戸籍のない女性と長年連れ添ったことが問題になることをおそれ、
戸籍がないと火葬できないと思い放置したことに酌むべき事情はないが、反省の態度を示している」と指摘し、
懲役1年、執行猶予3年を言い渡しました。
最後に國分裁判官は「亡くなられた女性に対し、あなたのできる範囲できちんと供養してあげてください」と語りかけました。
女性が誰かは警察の捜査や裁判でも分からず、被告は供養のため遺骨を引き取りたいと話しているということです。