https://jp.reuters.com/article/softbnak-grab-idJPKCN1OK0V6
テクノロジー
2018年12月21日 / 10:16 / 2時間前更新
ソフトバンク、配車大手グラブへの15億ドルの出資で合意間近=関係筋
[シンガポール 21日 ロイター] - 関係筋によると、ソフトバンクグループ(9984.T)のビジョン・ファンドは、近く東南アジアの配車サービス大手グラブに15億ドルを出資することで近く合意する見通し。出資額は当初予想されていた5億ドルの3倍。
ソフトバンクグループは2014年に初めてグラブに出資。出資額は2億5000万ドルだった。
グラブは創業6年。これまでにソフトバンクグループ、中国配車大手の滴滴出行、トヨタ自動車(7203.T)などから65億ドル以上の資金を調達している。8月の資金調達後、グラブの企業価値は110億ドル前後と評価された。
関係筋によると、ソフトバンクグループは今月中にグラブへの出資を最終決定する見通し。発表は来月になる公算が大きいという。
グラブはコメントを控えている。ソフトバンクグループは現時点でコメントしていない。
ロイターは10月、ソフトバンクグループがグラブに約5億ドルを出資することで合意に近づいていると報じた。
グラブは今年、米同業ウーバー・テクノロジーズの東南アジア事業を買収している。