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給付型奨学金 最大で年間約91万円支給 文科省案まとまる
2018年12月20日 23時17分教育
所得が低い世帯を対象に、高等教育の負担を軽くするため、再来年4月から支給する給付型奨学金について、文部科学省は、年間の支給額を最大で、およそ91万円とする案をまとめました。
所得が低い世帯を対象に、大学など高等教育の負担を軽くするため、再来年4月から返済の必要がない給付型奨学金が支給されることになっています。
文部科学省は、大学と短期大学、専門学校の学生・生徒1人当たりの年間の支給額の案をまとめ、20日開かれた自民党の会合で説明しました。
具体的には、住民税が非課税の世帯で、国公立の大学などの場合、自宅から通う人にはおよそ35万円、自宅以外から通う人にはおよそ80万円、一方、私立の大学などの場合、自宅から通う人にはおよそ46万円、自宅以外から通う人にはおよそ91万円をそれぞれ支給するなどとしています。
これに対し、出席者から、異論は出されず、今月28日に開かれる関係閣僚会議で正式に決定される見通しとなりました。