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日本ボクシング連盟 使途不明金2400万円余 水増し請求の疑いも
2018年12月20日 23時48分ボクシング
審判の不正や補助金の流用などが明らかになった日本ボクシング連盟で、過去の会計処理について調べたところ、使途不明となっている支出が2400万円余りに上っていることが新たにわかりました。連盟は、不適切な支出が含まれていると見て詳しい調査を進めています。
日本ボクシング連盟は審判の不正や助成金の流用などを受け、ことし8月、山根明前会長ら30人の理事全員が辞任して体制を一新しました。
先月からは過去の不適正な会計を洗い出すため、税理士と協力し、過去3年分の出納帳や領収書などの調査を始めています。
その結果、領収書がないなどの理由で使途不明となっている支出がこれまでに合わせて2400万円余りに上っていることがわかりました。
中でも、海外遠征などの際に役員が参加者の交通費などに充てる現金をまとめて引き出し、精算していないケースが多いということです。
また、海外遠征や強化合宿の費用の一部は強化費として国から助成されますが、領収書がないため申請できていないケースも相当程度あることもわかりました。
税理士は「非常にずさんな会計でチェック機能が働いていなかったのではないか。使途不明金の一部が私的に流用されている疑いも否定できない」と話し、詳しい調査を進めています。
日本ボクシング連盟の菊池浩吉副会長は「これまでわかっていなかった不適正な会計を洗い出すことが組織の再生への第一歩だと考えている。二度と同じことが起こらないようチェック機能を高めていく必要がある」と話しています。
連盟で経理担当の女性「不正を止められなかった」
(リンク先に続きあり)
日本ボクシング連盟 使途不明金2400万円余 水増し請求の疑いも
2018年12月20日 23時48分ボクシング
審判の不正や補助金の流用などが明らかになった日本ボクシング連盟で、過去の会計処理について調べたところ、使途不明となっている支出が2400万円余りに上っていることが新たにわかりました。連盟は、不適切な支出が含まれていると見て詳しい調査を進めています。
日本ボクシング連盟は審判の不正や助成金の流用などを受け、ことし8月、山根明前会長ら30人の理事全員が辞任して体制を一新しました。
先月からは過去の不適正な会計を洗い出すため、税理士と協力し、過去3年分の出納帳や領収書などの調査を始めています。
その結果、領収書がないなどの理由で使途不明となっている支出がこれまでに合わせて2400万円余りに上っていることがわかりました。
中でも、海外遠征などの際に役員が参加者の交通費などに充てる現金をまとめて引き出し、精算していないケースが多いということです。
また、海外遠征や強化合宿の費用の一部は強化費として国から助成されますが、領収書がないため申請できていないケースも相当程度あることもわかりました。
税理士は「非常にずさんな会計でチェック機能が働いていなかったのではないか。使途不明金の一部が私的に流用されている疑いも否定できない」と話し、詳しい調査を進めています。
日本ボクシング連盟の菊池浩吉副会長は「これまでわかっていなかった不適正な会計を洗い出すことが組織の再生への第一歩だと考えている。二度と同じことが起こらないようチェック機能を高めていく必要がある」と話しています。
連盟で経理担当の女性「不正を止められなかった」
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