2018年12月20日 10時46分
神戸空港(神戸市)近くの海上で昨年7月、高速船が空港設備に衝突して乗客ら27人が重軽傷を負った事故で、運輸安全委員会は20日、船長が船員と雑談をしていてレーダー確認を怠ったことが原因とする調査報告書を公表した。船長が乗務中にスマートフォンを操作していたとも指摘した。
事故は昨年7月26日夜に発生。関西空港発神戸空港行き高速船が、神戸空港の東沖合に設置された航空機の誘導灯台に衝突し、乗客4人が重傷、乗員含む23人が軽傷を負った。神戸海上保安部は昨年12月、男性船長を業務上過失往来危険容疑などで書類送検している。
報告書は、船長が事故直前に機関長と雑談をしていたことや、これまで目視や光で灯台の位置を把握できていたことから、レーダーによる確認を怠ったと考えられる、と指摘した。
また、機関長の操舵中、船長はスマホをいじっていたという。報告書は、操舵室内で規律が守られなかったことも事故に関係していると言及した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181220-OYT1T50086.html
神戸空港(神戸市)近くの海上で昨年7月、高速船が空港設備に衝突して乗客ら27人が重軽傷を負った事故で、運輸安全委員会は20日、船長が船員と雑談をしていてレーダー確認を怠ったことが原因とする調査報告書を公表した。船長が乗務中にスマートフォンを操作していたとも指摘した。
事故は昨年7月26日夜に発生。関西空港発神戸空港行き高速船が、神戸空港の東沖合に設置された航空機の誘導灯台に衝突し、乗客4人が重傷、乗員含む23人が軽傷を負った。神戸海上保安部は昨年12月、男性船長を業務上過失往来危険容疑などで書類送検している。
報告書は、船長が事故直前に機関長と雑談をしていたことや、これまで目視や光で灯台の位置を把握できていたことから、レーダーによる確認を怠ったと考えられる、と指摘した。
また、機関長の操舵中、船長はスマホをいじっていたという。報告書は、操舵室内で規律が守られなかったことも事故に関係していると言及した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181220-OYT1T50086.html