3日の日経平均株価は前週末比223円70銭高の2万2574円76銭と大幅に7営業日続伸。心理的なフシ目となる2万2500円を回復し、10月22日(終値2万2614円82銭)以来ほぼ1カ半ぶりの高値水準となる。朝方は、買い優勢で始まった。1日の米中首脳会談で米国が中国への追加関税の発動を90日間猶予することで合意、両国の対立激化が当面回避されるとともに時間外取引で米株価指数先物が大幅に上昇し、好感された。中国株の大幅高も支えとなり、後場早々には2万2698円79銭(前週末比347円73銭高)まで上昇する場面があった。その後、株価指数先物売りにいったん伸び悩んだが、下値は限定され、大引けにかけて2万2600円近辺で推移した。
東証1部の出来高は13億4078万株、売買代金は2兆4306億円。騰落銘柄数は値上がり1579銘柄、値下がり472銘柄、変わらず68銘柄。
市場からは「米中首脳会談が通過し、しばらく不安要素として邪魔されなくなった。決算絡みの海外ヘッジファンド売りも一巡し、上は軽くなったのではないか。むろん、短期的な過熱感は出ているが、(日経平均で)13週線と26週線とのデッドクロスが回避できれば、年末高期待につながってこよう」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽<9107>などの海運株が上昇。JXTG<5020>、コスモエネH<5021>などの石油石炭製品株や、国際帝石<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も堅調。トヨタ<7203>、マツダ<7261>、SUBARU<7270>などの輸送用機器株も買われた。JFE<5411>、新日鉄住金<5401>、神戸鋼<5406>などの鉄鋼株や、三井金<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株も高い。
半面、空運株ではANA<9202>が安い。
https://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1874807
東証1部の出来高は13億4078万株、売買代金は2兆4306億円。騰落銘柄数は値上がり1579銘柄、値下がり472銘柄、変わらず68銘柄。
市場からは「米中首脳会談が通過し、しばらく不安要素として邪魔されなくなった。決算絡みの海外ヘッジファンド売りも一巡し、上は軽くなったのではないか。むろん、短期的な過熱感は出ているが、(日経平均で)13週線と26週線とのデッドクロスが回避できれば、年末高期待につながってこよう」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽<9107>などの海運株が上昇。JXTG<5020>、コスモエネH<5021>などの石油石炭製品株や、国際帝石<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も堅調。トヨタ<7203>、マツダ<7261>、SUBARU<7270>などの輸送用機器株も買われた。JFE<5411>、新日鉄住金<5401>、神戸鋼<5406>などの鉄鋼株や、三井金<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株も高い。
半面、空運株ではANA<9202>が安い。
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