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東京で噴火再び!? その時、どうする…
2018年11月29日 17時55分
「お年寄りを運ぶ救急車が列をなしていた。あの光景を思い出すと今でも胸が締めつけられる」。今から32年前、東京・港区に避難していた人の言葉です。避難した理由は、東京にある『火山の噴火』でした。しかもこの火山、近い将来、『再び噴火する』可能性が指摘されているのです。日本にある活火山は111。いざ噴火すると、影響は火山周辺だけでなく、都市にも及んでくるのです。(社会部記者 頼富重人)
伊豆大島噴火・1万人が島外避難
11月15日、私は、東京・竹芝桟橋から船に乗り込みました。向かったのは、約100キロ南にある伊豆大島です。自然に囲まれ、潮の香りが漂う穏やかな島。
32年前、この島で異変が起きました。
昭和61年11月15日。伊豆大島の中央部にある「三原山」が噴火しました。でも、最初は、人家から離れた場所だったのでそれほど危機感はなかったそうです。
山頂から噴き出す赤いマグマに人々は魅了され、むしろ、多くの観光客が訪れたのです。
ところが、6日後、状況が急変します。11月21日の夕方、強い揺れを伴う地震とともに、火口ではない場所に大きな割れ目ができ、突如、マグマが噴き出したのです。
高さ数百メートルに達するマグマのカーテン。噴火は人々を「魅了」するものから、「恐怖」を与えるものに変わっていました。
さらに割れ目噴火は拡大、流れ出した溶岩は島最大の集落、元町地区の住宅地に近づきました。
火山の専門家は、別の場所でも噴火が発生する可能性を指摘。大島町は住民全員の島の外への避難を決断します。
(リンク先に続きあり)
東京で噴火再び!? その時、どうする…
2018年11月29日 17時55分
「お年寄りを運ぶ救急車が列をなしていた。あの光景を思い出すと今でも胸が締めつけられる」。今から32年前、東京・港区に避難していた人の言葉です。避難した理由は、東京にある『火山の噴火』でした。しかもこの火山、近い将来、『再び噴火する』可能性が指摘されているのです。日本にある活火山は111。いざ噴火すると、影響は火山周辺だけでなく、都市にも及んでくるのです。(社会部記者 頼富重人)
伊豆大島噴火・1万人が島外避難
11月15日、私は、東京・竹芝桟橋から船に乗り込みました。向かったのは、約100キロ南にある伊豆大島です。自然に囲まれ、潮の香りが漂う穏やかな島。
32年前、この島で異変が起きました。
昭和61年11月15日。伊豆大島の中央部にある「三原山」が噴火しました。でも、最初は、人家から離れた場所だったのでそれほど危機感はなかったそうです。
山頂から噴き出す赤いマグマに人々は魅了され、むしろ、多くの観光客が訪れたのです。
ところが、6日後、状況が急変します。11月21日の夕方、強い揺れを伴う地震とともに、火口ではない場所に大きな割れ目ができ、突如、マグマが噴き出したのです。
高さ数百メートルに達するマグマのカーテン。噴火は人々を「魅了」するものから、「恐怖」を与えるものに変わっていました。
さらに割れ目噴火は拡大、流れ出した溶岩は島最大の集落、元町地区の住宅地に近づきました。
火山の専門家は、別の場所でも噴火が発生する可能性を指摘。大島町は住民全員の島の外への避難を決断します。
(リンク先に続きあり)