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JR大阪環状線外回り運転再開 駅ホーム支柱のひび応急措置
2018年11月23日 12時15分
23日朝、JR大阪環状線の京橋駅のホームで屋根を支える柱にひびが入っているのが見つかりました。JRは、屋根が崩れないようにする応急措置を取りましたが、環状線の外回りは午前11時すぎまで5時間半にわたって運転を見合わせました。
JRによりますと、23日午前4時半ごろ、大阪 城東区の大阪環状線の京橋駅の外回りのホーム上に、屋根に設置されていた蛍光灯8本が落ちて割れているのを職員が見つけました。
点検したところ、すぐそばの屋根を支える柱にひびが入っているのが確認されたということです。
このため環状線は、午前5時半ごろから外回りの運転を見合わせ、JRは屋根が崩れないようにする応急措置を取りました。
そして、ひびが入った柱の両脇に金属製の支柱4本を取り付けるなどした結果、安全が確保できたとして、およそ5時間半後の午前11時すぎに運転を再開しました。
JRは今後、柱にひびが入ったり、蛍光灯が落下したりした原因を調べることにしています。
「困る」「怖い」「再発防止を」
JR京橋駅では改札の前で目的地までの行き方を駅員に相談したり、スマートフォンで検索したりしている乗客の姿がみられました。
このうち大阪 鶴見区の会社員の30代の男性は「友人と遊ぶために天王寺に行く予定だったので、困っています」と話していました。
また、家族と京都に向かう予定だという八尾市の70代の女性は「柱にひびが見つかったと聞いて、とても怖いです」と話していました。
大阪・都島区の建設業の50代の男性は「公共の場所なので安全管理を徹底して再発防止に努めてほしい」と話していました。