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米ペンス副大統領 南シナ海めぐる問題で中国をけん制
2018年11月14日 21時07分南シナ海問題
ASEAN=東南アジア諸国連合の一連の首脳会議に出席するためシンガポールを訪れているアメリカのペンス副大統領は、ASEAN各国の首脳と相次いで会談を行い、南シナ海で軍事拠点化を進める中国をけん制しました。
シンガポールを訪れているアメリカのペンス副大統領は14日、ベトナムとインド、それにミャンマー、インドネシアの4か国の首脳と相次いで会談を行いました。
このうち、ベトナムのフック首相との会談では、南シナ海の問題などで意見を交わし、ペンス副大統領は「インド太平洋地域が平和で安定した地域であり、航行や飛行の自由が維持され、国際法が順守される地域であることが大切だ」と述べ、南シナ海で軍事拠点化を進める中国をけん制しました。
南シナ海の問題をめぐってベトナムは、一貫して中国に対抗する姿勢を示していて、アメリカと安全保障や経済など幅広い分野で関係を強化する方針を確認しました。
また北朝鮮の核問題についても議論が行われ、ペンス副大統領はフック首相に対し、北朝鮮の完全な非核化が実現するまで圧力を緩めないという政策への協力に謝意を示しました。
ペンス副大統領は先月、アメリカ国内で行った演説で中国の海洋進出などを強く非難し、断固として対抗していく方針を示していて、15日、中国の李克強首相も出席する東アジアサミットで、どのようなやり取りが行われるか注目されます。
米ペンス副大統領 南シナ海めぐる問題で中国をけん制
2018年11月14日 21時07分南シナ海問題
ASEAN=東南アジア諸国連合の一連の首脳会議に出席するためシンガポールを訪れているアメリカのペンス副大統領は、ASEAN各国の首脳と相次いで会談を行い、南シナ海で軍事拠点化を進める中国をけん制しました。
シンガポールを訪れているアメリカのペンス副大統領は14日、ベトナムとインド、それにミャンマー、インドネシアの4か国の首脳と相次いで会談を行いました。
このうち、ベトナムのフック首相との会談では、南シナ海の問題などで意見を交わし、ペンス副大統領は「インド太平洋地域が平和で安定した地域であり、航行や飛行の自由が維持され、国際法が順守される地域であることが大切だ」と述べ、南シナ海で軍事拠点化を進める中国をけん制しました。
南シナ海の問題をめぐってベトナムは、一貫して中国に対抗する姿勢を示していて、アメリカと安全保障や経済など幅広い分野で関係を強化する方針を確認しました。
また北朝鮮の核問題についても議論が行われ、ペンス副大統領はフック首相に対し、北朝鮮の完全な非核化が実現するまで圧力を緩めないという政策への協力に謝意を示しました。
ペンス副大統領は先月、アメリカ国内で行った演説で中国の海洋進出などを強く非難し、断固として対抗していく方針を示していて、15日、中国の李克強首相も出席する東アジアサミットで、どのようなやり取りが行われるか注目されます。